ブラックカードであれば用意されている、会員のリクエストに対して24時間365日対応する窓口として存在する「コンシェルジュ」というサービス。
クレジットカードの支払いのような利用頻度はないかもしれませんが、いざという時や自分で探しようがないもの、そもそも自分で探すのが面倒といった時に大変重宝します。
以下、JCB ザ・クラスのコンシェルジュサービスについてまとめました。
なお、一つ下のグレードである、JCB プラチナも同様のサービスを享受できますが、ここではJCB ザ・クラスでのコンシェルジュサービスを利用しての内容となります。
目次
ザ・クラス・コンシェルジュデスク
JCB ザ・クラスのコンシェルジュサービスは、「ザ・クラス・コンシェルジュデスク」という名称となります。
24時間365日、年中無休で利用可能
「もうひとりの秘書がいる」という表現のとおり、お店探しやチケット手配など、何でも頼んで代行してくれる大変ありがたいサービスです。
フリーダイヤルで利用でき、24時間365日、年中無休で利用できます。
基本、なんでも頼める
私は過去、JRの寝台列車を代わりに確保してもらったり、飲み会の幹事をする際に雰囲気や参加者、料理の種類など細かく伝えて対応してもらい、お店を探したもらったりと、重宝しております。
お店にかぎらず、何でも相談できる窓口とお考え下さい。
例えば、急きょ出張でホテルを確保しなければならなくなったとかあると便利です。
そもそも、JCB ザ・クラスとは
これを利用するためには、JCB ザ・クラスが必要です。
JCB最上位のカードの位置づけとなる、ブラックカードです。
- 「もうひとりの秘書がいる」との形容がピッタリの「ザ・クラス・コンシェルジュデスク」
- 年に1回、お好きな商品をひとつ選び、無料でプレゼントされる特別なサービス「ザ・クラス メンバーズ・セレクション(メンセレ)」
- ディズニーランドやUSJ内にあるラウンジ利用、京都駅ビル内にあるラウンジ(JCB Lounge 京都)を利用可能
- 海外旅行時、ラウンジ利用にあたって絶大な威力を発揮する「プライオリティパス」
- グルメ系サービス 〜2名以上で予約すると、1名分の料金が無料となる「グルメ・ベネフィット」
- トラベル系サービス 〜JCBプレミアムステイプラン
などなど、ブラックカードならではの特典のあるクレジットカードです。
以下にて、詳細解説しております。

参考 〜JCB プラチナでもコンシェルジュサービスはあります
なお、このコンシェルジュサービスは、JCB ザ・クラスの下のグレードである、JCB プラチナにもございます。
「プラチナ・コンシェルジュデスク」という名称となり、基本的に、JCB ザ・クラスと同じサービスを享受できます。
年会費は25,000円(税別)となります。
JCB ザ・クラス(50,000円、税別)の半額です。
- 「ザ・クラス メンバーズ・セレクション(メンセレ)」の有無
- ディズニーリゾート及びUSJ内にある、一般では入ることのできない「JCBラウンジ」の利用
といったサービスがない、といったところです。
JCBの最上位カード(ブラックカード)かそうでないか、という違いがあるものの、メンセレがおおよそ25,000円分の価値ですので、表面的にはその金額分の違いです。
コンシェルジュ比較 〜ダイナースクラブプレミアムカード
いくつか試した中で、以下のようなリクエストをしました。
我々はダイナースクラブプレミアムカードも所有しておりますので、そのコンシェルジュサービスとも併用しており、依頼の際には同じことをダイナースクラブプレミアムカードのコンシェルジュにも依頼しています。
レストラン探し
自分でネットで検索して口コミチェックしたり雑誌の特集などを探せばよいのですが、オイスターバーそのもののよい・悪いがよくわからないので頼みました。
以下にて詳細記載しております。

参考 〜海外旅行情報サイト・たびらば
JCBは日本発の国際クレジットカードブランドの一つに位置づけられており、主要各都市にスタッフもいたりトラベル系の会社とも連携されています。
以下のようなたびらばといったウェブサービスも展開しており、この使い勝手がよいです。
2019年に入ってから情報が更新されるのとともにお店の訪問情報が一部なくなってしまったのは残念ですが、スタッフによるレストランレビューなども掲載されており参考になります。
海外のお店でもそういったバックグラウンドなどもあるかと思われますが、お店も探してくれます。
たびらばについては、以下にて詳細解説しております。

ホテル探し 〜国内外
海外(パリ)
パリでのホテル予約で実際にどうなのか? 探してもらったことがあります。

Hotels.comやBooking.comなどでチェックすればよいのですが、手間もかかりますので、時期、利用人数、設備(バスタブ、エアコン等)や朝食の有無、許容できる金額の範囲、駅や主要な観光地へのアクセスの時間などを伝えて探してもらいました。
国内
国内旅行の際にも依頼していまして、以下にて一部記載しております。

こちらも上記とほぼ同じく、時期、利用人数、金額などを伝えて探してもらいました。
上記のほか(きっぷ予約)
新幹線や高速バスなどのきっぷ予約も依頼しています。
JRなどは1ヶ月前でないと予約ができませんが、前もって伝えておくことで期日にあわせて対応してもらえます。
きっぷも書留で送ってくれます。
JCBのコンシェルジュのよいと感じたところ
探す手間がかからない
これに尽きます。
キーワードをいれて、検索すればよいだけなのですが、混み合う時期や時間がない時などは自分で探すのは面倒です。
コンシェルジュに依頼するだけであとは連絡を待つだけですので、大変便利です。
待たせない
平日で、国内であれば、その日に返答があったりします。
また、依頼が土日だったとしても、だいたい1〜2日もすれば返答がきますし、待たせません。
クオリティも(比較的)高い
しかも、実際、紹介してもらったレストランやホテルでも変なところはなく、安心できます。
JCBとして、サービスの悪いお店はそもそも紹介しません。
前もって依頼が可能
手間がかからない以上にこれが便利です。
例えば、予約開始の日時がまだきていない時に、前もって伝えておくことで対応してもらえるのです。
自分で、1ヶ月前は何日なので、とか、その日の何時に電話やウェブサイトにアクセスして、といった手間がありません。
事前に連絡して、きっぷが取れたら連絡がありJCB ザ・クラスで決済されます。
連絡のやりとりなどでクレジットカード番号をいちいち伝える必要もないので、便利です。
JCBのコンシェルジュの残念なところ
メールでのやりとりができない(電話・FAXのみ)
前時代感満載で、これが圧倒的に致命的です。
個人情報の取扱いに抵触するとのことですが、このご時世において、大きく利便性を失わせる姿勢だと思わざるをえません。
また、やりとりがエビデンスとして残らないのも残念な点です。
FAXであれば残るのでしょうけど、これ以外にあえてFAXにするメリットが見つかりません。
ダイナースクラブプレミアムカードのコンシェルジュはメールで対応してもらえる上、JCBと同様レスポンスも早いです。
まとめ
総じて、JCB ザ・クラスのコンシェルジュサービスは内容的には大変すばらしく、日々重宝しておりますが、コミュニケーション手段としてメールが使えない点は大変残念です。
複数のクレジットカードのコンシェルジュサービスを利用できる方は、併用されると補完できてよいと思います。
ダイナースクラブプレミアムカードのコンシェルジュはメールでやりとりしてもらえますので、その点では秀でています。
参考 〜JCB ザ・クラスカードはどうやったら手に入れられる?
上記でに興味を持たれたとしましたら、ぜひJCB ザ・クラス取得をご検討してみてください。
私の体験談とともに、JCB ザ・クラス取得の方法を以下にて解説しております。
JCBゴールドカードを取得して、JCB ゴールド・ザ・プレミアとアップグレード。
JCB ザ・クラスのインビテーションを受けて入手しました。

JCB プラチナの取得
JCB プラチナを取得後目指すこともできます。
JCB プラチナについては、以下にて詳細まとめております。
JCB プラチナ 〜JCBのプレミアムカード!招待なく申込可能で、一気にJCBのプラチナカードを取得できます
プラチナカードの申し込みに関しては以下からどうぞ。
ゴールドカードからの取得
JCB ザ・クラスは一足飛びに取得が出来ないため、コツコツとカードを利用していくことでアップグレードが可能です。
最初のステップとしては、やはりゴールドカードからの取得がまずは大切です。
クレジットヒストリーが大事
ともかく、JCBゴールドカードを取得してクレジットヒストリーを積んでいきましょう!
なによりも近道かつ確実な方法です。
なお、私の体験談とともに、JCB ザ・クラス取得の方法を以下にて解説しております。

※カードを切りかえたので、裁断してしまっています。。。
私自身、JCB ザ・クラスを取得するにあたり、最初はゴールドカードからスタートしました。
私自身JCBゴールドカードからJCB ゴールド・ザ・プレミアとアップグレードしていき、JCB ザ・クラスのインビテーションを受けることができました。
この積み重ねをベースとすることで、プラチナカードへ近づくことが可能となりますので、ゴールドカードも検討の価値があります。
JCBカード入会キャンペーン 〜2021年3月31日まで
現在、JCBゴールドカードとJCBプラチナカードの入会キャンペーンが開催されています。
一足飛びでJCBプラチナを獲得できるJCBプラチナカードの入会キャンペーンはこちらから。
キャンペーンの内容
ゴールドカードは初年度年会費無料+5,000円分、プラチナカードは8,000円分プレゼントのキャンペーンとなっております。
- 入会でもれなくJCBギフトカード2,000円分プレゼント(※JCBプラチナの場合は5,000円分)、
- カード入会後、カード利用で3,000円キャッシュバック
例えばゴールドカードについて、通常年会費10,000円となっていますが、今回のキャンペーン利用により、初年度年会費が無料な上、2年目の年会費の半分が回収できます。
しかも、達成に際して無理がないのがメリットですね。
ご参考まで、下記にも記載しておりますが、その2年の間でJCB ゴールドの上位カードであるJCB ゴールド・ザ・プレミアにアップグレードすることもできます。
利用要件は2年連続で100万円(税込)以上利用)となっており、さらに上位カードに近づけます。
詳細については、 ↓ 以下からどうぞ。
JCBゴールドカード入会キャンペーン
JCB ザ・クラスへのステップ 〜JCB ゴールド・ザ・プレミア
ゴールドカードからプラチナへのステップもございますが、アップグレードの条件が提示されているJCB ゴールド・ザ・プレミアも選択肢としてでてまいります。
次のステップである、JCB ゴールド・ザ・プレミアを視野にいれた場合、そのアップグレードはゴールドカードで2年連続で100万円(税込)以上であることが要件となっています。
2年での持ち出しコストを計算
2年での持ち出しコストは、最低、
通常:10,000円×2(年)=20,000円
ですが、まずは初年度年会費無料なので、10,000円。
上記のJCBゴールドカード入会キャンペーンで、5,000円分戻ってくるので、
2年で実質5,000円の持ち出しとなります。
JCBのプロパーのゴールドカードで、2年で実質5,000円はかなり破格かと思います。
JCB ゴールド・ザ・プレミアまでは道筋、条件が明確
上記から、JCB ゴールド・ザ・プレミアまでは、取得までが明示されていますので、わかりやすいですね。
JCB ゴールド・ザ・プレミアをゲット後は、粛々とクレジットヒストリーを積み重ね、JCB ザ・クラスのインビテーションを待つ、という形になります。
ぜひ上記を利用してJCB ザ・クラスをゲットして下さい。
私の体験談とともに、JCB ザ・クラス取得の方法を以下にて解説しております。

JCBゴールドカード入会キャンペーン
JCBの一般カードからのアップグレード
JCBゴールドカードを申請していきなりの取得も可能ですが、審査が微妙・・・と思われる方は、JCB一般カード
からの積み重ねからも可能です。
厳密にはゴールドカードに改めて申し込む必要がありますが、クレジットヒストリーを積むことで審査のプラスになるかと思います。
入会にあたっては、こちらも上記と同様の初年度年会費無料の、JCB一般カード入会キャンペーンが用意されています。
JCB一般カードの入会キャンペーンはこちらから!
何かご質問があれば、お問い合わせください
入会についてやカードの使い勝手など、私の経験も踏まえお答えさせていただきますので、その際はご連絡いただければと存じます。
以下やこちらの記事のコメント欄からお願いします。
以上です