2019年7月に、オーストリア(ウィーン、デュルンシュタイン)、フランス(パリ)に旅行してきました。
ANAマイルを使って、ビジネスクラス利用でウィーン〜パリに行きます
(中部国際空港発)【2019年7月】
https://mashichan.com/entry/travel-wein-paris-201907
ヨーロッパ旅行においてかかせないのが、旅行先の通信手段として利用するプリペイドSIM。
今回の旅行にあたってもいろいろと選定して、
よさそうなSIMを日本で注文してヨーロッパに持っていき、
利用してきました。
現状、どんなサービスがあって、
実際にどれを選んで購入したか、についてまとめました。
実際に利用した結果は、こちらの記事とは別にまとめます。
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プリペイドSIMの選定
今回の選定にあたっての条件
容量は4GB以上を想定
前回(2018年年末〜2019年年始)にヨーロッパに行った際に、WeChat GO SIMを利用しました。
アマゾンで購入したWeChat GOのプリペイドSIMカードを使ってみての感想(パリ、フランクフルト)【2018年12月〜2019年1月】
https://mashichan.com/entry/kpn-wechat-go-sim-card-europe-201812-201901
この時、SIMとしては大変使い勝手がよかったです。
しかし、1.5GBタイプのものを購入したのですが、4日ぐらいで80%使っています、とのアラートがでて焦った記憶がありました。
Googleマップで乗り換え案内や地図でガンガン使っていたので、
結構つかっていたのだと思います。
なお、ガンガン使いますが、動画はほぼ見ません。
単純に1日500GB使用する計算だと、7日間ほどいたので3.5GBほどがあれば大丈夫かなと思い、今回の旅行では4GB以上と想定しました。
容量についてのただし書き
なお、今回、容量について、2人とも4GB以上とはしませんでした。
1つはガンガン使うKAZUが4GB以上としましたが、
mashichanの利用については、SNSでさらっとネット利用するため、1.5GBでもOKかな、
と想定しております。
通話機能、SMSが利用できること
海外で電話をかけることは以前ロストバゲージに遭遇して以来ほぼないですが、
海外のレストランを予約した際に連絡のつく電話番号を、
ということがたまにあります。
今回パリでの食事の際、事前にメールではなく電話での連絡先を確認されました。
ということで、それ用に、電話ができるタイプを選定しました。
ほぼ使わない前提なので、オマケ程度(30分通話とか)のものでもOKとしました。
この機能があると、海外でウェブサイトを利用する際、電話番号をいれてSMS認証機能を使う時も役立ちますね。
テザリング利用ができること
検索したり地図を見たり等、旅行時の調べ物などはスマホですべて完結できるとはいえ、ノートブックでの操作は画面も大きく、慣れたキーボードタッチは便利です。
利用する通信環境について、
ホテルだとWifiがあり、それを利用すればよいですし、
最近は海外では、公共の場でWifiがつながる場面が増え、便利になりました。
もっとも、公共の場のWifiはセキュリティがあまいので、
緊急避難的に利用することをお勧めします。
そういった通信ではなく、プリペイドSIMのテザリングを利用すればセキュアに利用ができますので、便利かつ安全です。
テザリングできるプリペイドSIMにしておくと、こういった利用にも使えます。
とはいえ、かなり通信料を食いますので、スポットでちょろっと利用するといったこととなるかと思いますが、テザリング利用ができると便利です。
実績のあるSIMを1つ確保
今回SIMを選定する上で、利用する際の「保険」として、
過去利用したことがあり確実につながることがわかっているSIMを1つ含めました。
2人での旅行ですので、
1つは実績あるSIM、
もう1つはよりよいサービスのものを試しに利用、
といったことも今回の旅行で考えていたことでした。
Amazonで検索
上記条件をベースとして、今回もAmazonで検索しました。
これまで、ほぼ半年に1回ほどのペースで旅行前にプリペイドSIMを探す作業をしていますが、新しくかつ安いサービスがドンドンでているのがわかります。
Amazonで、「ヨーロッパ SIM」で検索
数々あり、どれを選べばよいかと思ってしまいますが、
上記条件、
容量は4GB以上を想定
通話機能、SMSが利用できること
テザリング利用ができること
で探します。
WeChat Go SIM
そうすると、2018年年末〜2019年年初の旅行で利用したプリペイドSIMがでてきました。
前回の購入日がアマゾンにでています。。。
記載がございませんが、これは実際には、WeChat Go SIM Cardです。
前回利用したときも不満無く利用ができ、大変使い勝手がよかったです。
WeChat Goは複数でていましたが、
上記はいくつかあるWeChat GOのうち、若干安かったのですが、
プライム対象外だったり、通話ができるのか?記載がなく
わからなかったので、こちらは除外としました。
評価も少なかったのも理由としてございます。
利用可能国
ヨーロッパ 32か国で利用可能です。
アイスランド アゾレス諸島 イギリス
イタリア エストニア オーストリア
オランダ キプロス ギリシャ
クロアチア コルシカ サルデーニャ
サンマリノ ジブラルタル スウェーデン
スペイン スロバキア スロベニア
チェコ デンマーク ドイツ
ノルウェー バチカン ハンガリー
フィンランド フランス ブルガリア ベルギー
ポーランド ポルトガル マデイラ
マルタ ラトビア リトアニア
リヒテンシュタイン ルーマニア ルクセンブルグ
とヨーロッパ各国に対応しております。
なお、WeChat Goについては、参考まで以下記事にてまとめています。
アマゾンで購入したWeChat GOのプリペイドSIMカードを使ってみての感想(パリ、フランクフルト)【2018年12月〜2019年1月】
https://mashichan.com/entry/kpn-wechat-go-sim-card-europe-201812-201901
その他
以前からある、イギリスの通信会社・ThreeのSIMもあったり、
日本語マニュアル・日本のヘルプサービスが利用できるなどをウリとしたSIM(Wi-HO!)もございました。
Threeは、イギリス以外は3G利用となったり、
Wi-Ho!は、高すぎるので、除外としました。
Orange Holiday Zen 8GB in Europe
今回、新たに見つけて試したのが、フランスの大手通信会社・Orangeが出しているプリペイドSIMです。
容量は8GBと増量されており、大変お買い得でした。
通話30分OK、テザリングもできます。
1週間(7日)で8GBぐらい使えますのですので
単純計算で1日500GBとしても、7日間で4GBです。
上限無しではないですが、そう思って利用しても差し支えない容量です。
利用可能国
アンドラ、アゾレス諸島、オーランド諸島、オーストリア、バレアレス諸島、ベルギー、カナリア諸島、キプロス、ケルキラ島、クレタ島、キクラデス諸島、クロアチア、チェコ、デンマーク、エストニア、フェロー諸島、フィンランド、フランス、ドイツ、ジブラルタル、ギリシャ、ガーンジー、ハンガリー、アイルランド、アイスランド、イタリア、ジャージー、ラトビア、リヒテンシュタイン、リトアニア、ルクセンブルク、マデイラ諸島、マルタ、マン島、ノルウェー、オランダ、ポーランド、ポルトガル、ロードス島、ルーマニア、スペイン、イギリス、サンマリノ、サルデーニャ、シチリア、スロバキア、スウェーデン、バチカン
とヨーロッパ各国に対応しております。
結果、こちらを購入
WeChat Go SIM Card(1.5GB、データ通信+通話機能)と、
Orange Holiday Zen 8GB in Europe
を購入することとしました。
最新の価格については、以下からチェックができます。
(時期により、価格に変動あります。)
WeChat Go SIM Card(1.5GB)
商品到着
注文してから、2〜3日ぐらいで、到着しました。
Amazonプライムですので便利です。
不在票が入り、受け取りまでに時間のかかるような大きさでもないため、
ストレートに届きます。
自宅ポストに投函されますので、受け取りに便利です。
1.5GB利用できるタイプとなります。
年末に使ったので、記憶に新しいです。
設定について
紙1枚同封されており、日本語の説明もございます。
こちらの設定については、以下にて詳しく説明しております。
アマゾンで購入したWeChat GOのプリペイドSIMカードを使ってみての感想(パリ、フランクフルト)【2018年12月〜2019年1月】 〜設定手順
https://mashichan.com/entry/kpn-wechat-go-sim-card-europe-201812-201901#i-6
※記事中の、設定手順の場所に直接ジャンプします。
Orange Holiday Zen 8GB in Europe
商品到着
こちらも注文してから、2〜3日ぐらいで、到着しました。
こちらも上記と同様、Amazonプライムですので便利な上、
自宅ポストに投函されます。
こちらはちょっと重量感があったので、開封すると・・・、
プラスチックケースに重厚にいれられておりました。
パッキングがいかにも外国風でして、
非常に開けづらいです。
カドからはさみをいれてあけました。
プリペイドSIM一式
こちらの一式には、SIMカードの他、説明書も多言語対応であり、日本語のページもございます。
電話のかけ方や、SMSの受け取りについても記載があり、丁寧です。
私は実施しませんでしたが、容量がなくなった時にチャージも可能です。
電話番号の記載がありますので控えておきましょう。
ご丁寧に公共機関の番号付きです。
日本でいうところの、緊急番号、110番や119番などです。
SIMカード
こちらも丁寧な解説付きです。
我々は、iPhone7を使っておりまして、Nano-SIMとなり、
一番小さいタイプとなります。
まとめ
以上から、
容量は4GB以上を想定
通話機能、SMSが利用できること
テザリング利用ができること
で探しまして、今回の旅行においては以下を選びました。
(こちらは前回の旅行でも利用したSIMカード。)
(実際、8GBで利用できました。)
上記、アマゾンで購入しました。
今回、実際にオーストリア(主にウィーン、デュルンシュタイン)、フランス(パリ)、ドイツ(フランクフルト空港)にて利用してみてのリアルな使い勝手については別途まとめます。
上記の他のプリペイドSIMについては、こちらからチェックできます。
以上です