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日本のワインを語る上で必ず必要な人物の一人といえる、川上善兵衛。
その川上善兵衛が設立したワイナリーが新潟にあります。

岩の原葡萄園です。
大変アクセスの悪い場所にありますが、日本ワインの発祥、歴史の重みを体験できる貴重な場所です。
岩の原葡萄園
場所
〒943-0412 新潟県上越市北方1223
ワイナリーまでのアクセス
最寄りの鉄道駅は高田駅です。


駅から少しメインストリートをあると、バス待合所(頸城自動車 高田駅前案内所)があります。

〒943-0831 新潟県上越市仲町4丁目3−19


こちらの売り場で岩の原葡萄園までの運賃を聞いたところ、頸城(くびき)自動車の1日フリー乗車券のほうがお安いですよ、ということで購入しました。


往復しかしませんでしたが、若干安くなります。
売り場で、現金で購入しました。1人1,200円。

使いたい日付をコインで削って、乗る際に運転手に見せればOK。
事前にネットで時刻表を探しましたが、情報にたどりつくのがかなり困難でした。
現地でも同じ情報であることを確認できました。

この日は休日ダイヤで、9:15に出発。

岩の原葡萄園の最寄り(北方)まで30分ほどかかります。


9:47ごろ到着しました。
北方のバス停から3分ほど歩いた場所にあります。

ワイナリーには車利用の方がほとんどだった記憶です。
運転手はワインを飲まない方である必要があり、車利用は1名犠牲を伴います。
外観




ワインショップ
ワイナリーの直営ですので、当然ながら各種ございました。
マスカット・ベーリーA、ローズ・シオター、HERITAGEなど主要なワインを購入。



試飲しました

エントリークラスのワインを試飲できました。
なお、有料になるとお高めのワインも試せます。

市販されているマスカット・ベーリーAと比べて、岩の原葡萄園のマスカット・ベーリーAは全く違います。
生育していている場所や値段が違っていたりするのでその差ですが、よくでまわっているマスカット・ベーリーAに比べるとイメージが変わりました。

日本のワインなので、日本食にもあうようにつくっているとのこと。
白は特にあいますね。

ワイナリー見学
見学ツアーは事前に申し込みました。

ご担当の方から、ワイナリーの歴史、川上善兵衛の生涯や生き方にも触れながら、ワイナリーの設備を見学し、解説をしていただきました。

このワイナリーの他とは異なる点が、自分の儲けではなくどう地域へ貢献できるかという点につきます。

川上善兵衛の背景を言ってしまえば、彼は地元でも相当のお金持ちであり、明治初期に北方にあるワイナリーから日本海までの土地がすべて一家のものだったとのことで、相当の地主でした。

地元の農民の働き口をどう確保するかといったことに重きをおいていたようで、さらにこの土地で果たしてぶどうがちゃんと作れるのか、ワイン事業として成り立つのかなど見通しも難しい中になかなかできることではありません。

経営センスはなかったようで、事業費用捻出のため土地や資産などを切り売りしてしまい最終的には相当なくなったようです。また、サントリーにもお世話になったようで事業運営はよくなかったそうです。
しかも開発した品種もタダで全国にばらまいたとのことで、考えようによっては、お金持ちの視点だからこそできたこととも言えます。
なかなか今はない視座で面白いです。

小学校時代に先生から自分と他の子とは異なる立ち位置を知り、その後ワインに出会い、私財を投じて人生をワインにささげ、マスカット・ベーリーA他日本のワイン品種を多々世に生み出した功績はすばらしいものがあります。

勝海舟と親交があったという点(赤坂に家があったそうです)、そこで触れたのがワインであり、ワイナリー事業とつながるところも歴史的に面白いです。



北国ならではの、冷却法、雪室利用です。

レストランの野菜もここで保存しているとのこと。

近代化されていない部分もあえてあり、他の先進的な設備のワイナリーとは異なる岩の原葡萄園ならではと言えます。

見晴らし台
せっかくなので、少し山をあがった場所に見晴らし台があるとのことで行ってみました。

10分ほどひたすら登るので覚悟しましょう。

山をすべて開墾したものの、その後放置されまた草木が生い茂ったようです。

途中には岩の原葡萄園産のぶどうがここにあります。



ワイナリーレストラン金石の音
ワイナリー内にあるレストランにてランチをとりました。
後日公開。
高田駅までのバスの時刻表
ワイナリー見学、ワイン試飲、ランチ利用、ショッピングとあっという間にバスの時間となりました。

この日は休日ダイヤのため、日曜日となります。
15:57とありますが、実際には最寄りのバス停(北方)がちゃんと下記のように書いていないので早めにでました。

北方バス停(高田駅方面)

バス停がありますが、ワイナリーの方いわく、付近で手を上げればバスは止まってくれるそうです。


これを逃すと、タクシーしかありません。
高いので避けましたが、4人くらいでいけばコスパもよいですね。

16:30頃、高田駅に到着。
まとめ
実際にワイナリーを訪問して日本ワインの父、マスカット・ベーリーA他品種を開発した川上善兵衛、岩の原葡萄園をより理解できました。

なかなかアクセスが難しい場所であり、車があると便利なのですが運転手はワインを飲めないという悩ましい状態にもなりますが、今回のように公共交通機関をうまく使えば楽しめるかと思います。

時刻表のスケジュールを考えると1日使うのが無難です。
