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ディナーでKAZUと訪問。
フランス語で「心遣い」を意味する店名の「Prevenance(プレヴナンス)。
国産食材に拘った静井シェフの美しく可愛いフレンチを楽しんできました。
食べログでの評価も大変高く、食べログアワード2017 Bronze、2018 Bronze、2019 Bronze、2020 Bronzeと受賞しているすばらしい名店です。
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Prevenance プレヴナンス
場所
〒107-0062 東京都港区南青山2丁目13−7 マトリス1F
外苑前駅から3分程度の場所にあります。
外観
ビルの1階に可愛い兎の看板を見つけました。
内装
店内は白を基調としたインテリア。
フレンチのお店ですが、シェフの知人の書道家が描いたという、水墨画がとても印象的です。
飾り皿も和を感じられる焼き物です。
ここにも兎さん♪
10,000円のコース
この日は、10,000円のコースで予約。
シャンパン
ホンビノス貝のジュレ
ギュッと旨味の詰まったホンビノス貝の上には青さとコンソメのプルンプルンのジュレ。
ひんやりと冷たいジュレには貝の旨味とアオサの香りが詰まっていて、一品目の喜びを感じられます。
鶏レバーのエクレア と ケークサレ
鶏レバーのエクレア
しっとりとした鶏レバーを中に詰めたエクレア、その上にはドライプルーンのソース。
塩気と濃厚な甘みのバランス。
ケークサレ アボカドとナッツ
ほんわりと温かいケークサレの中には、アボカドとナッツ。
火の通ったアボカドって美味しいですね。
青さのパートフィロ、お米を揚げたもの、鯖のリエット
青さのパートフィロ、お米を揚げたもの
香ばしい青さのパートフィロには胡麻もついています。
軽い食感。
鯖のリエット
鯖の旨味が詰まっています。
スパークリングウォーター
珍しい国産のスパークリングウォーター。
会津だそうです。
稚鮎のベニエ
熱々の状態で登場。
ほろ苦い稚鮎に掛けられているのは、ジュニパーというハーブのパウダー。
山椒のように、ふわっと香ります。
美味しい♪
焼きトウモロコシの冷製スープ
夏らしいトウモロコシのスープは甘みたっぷり!
下には、玉ねぎのフラン。
上には、雲丹。
その上には茨城ロックチャイブ。
甘み旨味が一口毎にかわり、楽しいスープ。
熟成された番茶
発酵された番茶で香りが芳醇です。
自家製ブリオッシュ
バターたっぷりで美味しい♪
鰹の藁焼き
香ばしい香りを連れて登場したのは、鰹。
鰹の周りには、ハーブがたっぷりと。
藁焼きの香りと相乗して良い香りです。
鰹の下には、新生姜、河内晩柑(和製のグレープフルーツと呼ばれる柑橘)、ヨーグルトのソースで爽やかに。
水墨画のように散らされた黒い粉は、茄子の皮をパウダーにしたもの。
更に焼いた茄子とニンニク、ハーブを叩いた「貧乏人のキャビア」とも呼ばれるフランスの家庭料理。
ニンニクとハーブが良い使い方で、もっといただきたい美味しさ。
フランス産フォアグラのボワレ
軽い火入れのフォアグラはトロントロン♪
その下はアップルマンゴー、そしてカレーソースが添えられ南国の香り。
上に載ったのはパクチーのスプラウト。しっかりとパクチーの味がします。
パン
写真撮る前に少し食べちゃいました!
大阪、ル・シュクレクールのもの。
少し酸味を感じる、もちもちの食感♪
岩塩を載せたカルピスバターも提供されましたが、パン自体が美味しいのでほぼ使わず。
東方美人(ドリンク)
香りが上品で紅茶のよう。
五島列島 天然のイサキ
五島列島産イサキの高級ブランド「値賀咲」。
皮はパリパリ、身はふっくらと火が入り、筋肉質なプリプリな食感。
ブイヤベースのソースには旨味がしっかりと。
きたあかりのマッシュとスライスしたバケット、フェンネル。
お皿横にはニンニクとサフランとルイユを添えて。
宮城県石巻の鹿
赤身の綺麗な夏鹿はとってもジューシー♪
岩手産のヒラタケはシャッキシャキの食感でとても力強い。
シェフの自家菜園の丸オクラはしっかりとした味わいで、その花からも粘り気と青い香りをじられる程。
お皿には小さく鹿肉の脂部分も。
これが旨味凝縮、脂ジュワッとでこれまた美味しい!
熟成ニンニクの甘みもパンチを添えてくれます。
世田谷区もみじ卵を使ったプリン
トロンとした舌触りでとっても美味しい♪
瓶底のキャラメルはたっぷりと入っており、香ばしいです。
京都の無農薬のバラを使ったデセール
上にはほろ苦さも感じられる香りの良い薔薇の花びら。
下にはモモのコンポート、ライチのジュレ。
夏らしい香りがたっぷりと詰まったデセールでした。
ミニャルディーズ
フランボワーズのギモーブ
フィナンシェ
ブルーベリーのマカロン
コーヒー
紅茶
お会計
ひとり10,000円のコースで、シャンパンやお茶などドリンクを追加して、税・サービス料込みで、合計約29,000円。
まとめ
素材一つ一つを愛でながら調理されたと感じられるお料理を楽しみにながらいただけるコースでした。
ワインのペアリングだけではなく、ノンアルコールのペアリングもあり、私達も番茶や東方美人など、お茶のスペシャルバージョンとも言えるような飲み物を楽しむことが出来ました。
お店を出ると、わざわざシェフが挨拶に出てこられ、お話しが出来ました。
食材への想い、それを調理する心構え、お料理への温かい愛情を感じられる様子に、いただいた私達も心が満たされます。
楽しい時間を過ごしました。