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2019年1月に、岡山・広島旅行に行ってきました。
こびきでラーメンを食べた後、珈琲をいただきに。
Barのような雰囲気の中、ゆっくりと珈琲と向き合えるという前情報を楽しみに向かいましたが、結果、期待以上に素晴らしい時間を過ごすことが出来ました。
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折り鶴
場所
〒700-0902 岡山県岡山市北区錦町1−8
場所は岡山駅近くで、レストランやオフィスビルが密集したエリア。
通りからは隠れるように、ちょっとビルの中に入った所にお店の入り口があります。
外観
入り口にはこちらの「折り鶴」。
内装
中に入ると・・・。
奥行きのある木目のカウンター。
確かにバーっぽいです。
カウンターには渋い雰囲気のマスターがいらっしゃいます。
奥にはコーヒーを焙煎する機械も見えました。
6人くらいが座れるカウンターのちょうど中央が空いていたので、そちらへ。
マスターが静かな声で「今、他の方の珈琲を淹れているのでオーダーは後ほど・・・。」
珈琲に集中されるマスター。
そして、その所作を静かに見つめる先客4人。
独特な空気感が広がります。
先客の珈琲を淹れ終わり、私達のオーダーに。
「メニュー」がありません
こちらのお店、珈琲は豆の名前でオーダーするのでは無く、コクと香りがある珈琲、とか苦みのある珈琲、とかそういった好みをお伝えして、マスターが豆をセレクトするんです。
どの豆を使用しても、お値段は一律540円というから驚き。
静寂の中、お湯を沸かし、豆を挽き、お湯を豆に注いでいきます。
ケトルからお湯を注ぐ様子は、まるで短刀を腰にさしている様子。
まずはKAZUから。
コクと香りの良い珈琲 〜エチオピア モカ・イルガチェフ
「コクと香りの良い珈琲」と注文してでてきたコーヒーがこちら。
コクがあって香りも良く、普段ブラックで少し飲んでからミルクをいれるのですが、これはブラックのままでも飲み続けられる美味しさ♪
そして、私は・・・。
優しい酸味のある珈琲 〜パナマ パカマラ
「優しい酸味のある珈琲」を注文。
KAZUオーダーの珈琲と飲み比べてみたくて、このようなオーダーを。
深煎り珈琲を得意とされているお店のようなので、ちょっと困った顔をされながらも珈琲豆をセレクト。
そしてセレクトされたのが「パナマ パカマラ」という豆。
パナマ産の豆は私にとっては初耳。
エスメラルダ農園の「パナマ・ゲイシャ」という、とても美味しくとても高級な豆があるらしい。
高級すぎるので、こちらのお店では似たような味の豆を探し、「パカマラ」にたどり着いたそうです。
さらにその豆を通常のミルで挽くのではでは無く、粗めに粉砕することで酸味をたたせている、と。
確かに、ゴリゴリと粗い音がしていました。
酸味の方は・・・というと、心地良い酸味♪
口がチュンを萎むような酸味ではなく、優しく広がる柑橘系の酸味。
とても美味しい☆
マスターとのコーヒー談義
先客も帰り、私とKAZUが静かに珈琲を飲んでいると、寡黙かと思われたマスターが珈琲の事をいろいろと教えてくれてすごくおしゃべりでした。
珈琲の神様と言われた、福岡の「珈琲美美」のオーナー、故・森光さんに師事されていたとのことです。
福岡の珈琲文化は面白いよ〜と。
いつか、福岡の珈琲店も巡ってみたいものです。
珈琲の話から、岡山の話、焼き物の話・・・。
気づくと、電車の時間が迫っていました!!
次の予定もあったので、めちゃめちゃ残念ながらもお店を後にすることとしました。
まとめ +お土産購入
最初は、やや緊張しながら入ったお店でしたが、とてもとても心地良い時間が流れるお店なのでした。
こちらでいただいた珈琲がとても美味しかったので、豆を購入して帰りました。
・モカイルガチェフ 100g
・パナマ パカマラ 100g
100gずつ購入したはずなのに、それぞれ150g位入っているし、おまけにグァテマラも入れてくれたし!
(こちらもたっぷりな量!)
嬉しい限り♪
東京に戻りさっそく飲んでみました。
マスターの淹れたコーヒーほどではないのですが豆が違うだけでこんなにちがうものかと感じます。
また岡山訪問の際には、是非とも伺いたいお店です。
よいお店を見つけました。
お店について
次はこちら
牛窓のミシュラン星獲得レストラン、accaへ。