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2019年1月に、岡山・広島旅行に行ってきました。
岡山・広島旅が決まり、まず一番に予約をしたのがこちらのレストラン。
ディナーで訪問。
広尾で絶大な人気を誇ったイタリアン「acca」のシェフ、林冬青さん。
2013年にお母様の療養の為、広尾のお店をクローズし、新しいお店のオープンを目指して選んだのが、ここ、岡山の牛窓なのだそうです。
日本のエーゲ海と呼ばれる牛窓。
瀬戸内海を見下ろす丘陵地にはオリーブ園が広がり、その山の中腹にある「牛窓国際交流ヴィラ」に「acca」があります。
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acca
場所
〒701-4302 岡山県瀬戸内市牛窓町牛窓496 牛窓国際交流ヴィラ内
岡山駅から赤穂線に乗って約30分で、邑久(おく)駅に到着。
ここからタクシーを利用します。
タクシーの方に「牛窓の国際ヴィ・・・」と言ったあたりで「accaですね〜」と!
驚き!
認知度が高いですね。
平地を走行した後に、グングンと山を上がっていきます。
国際ヴィラの施設自体、森に隠れるような建物で連れてきてもらわないと、探すのはなかなか難しいです。
邑久駅からタクシーで20分くらいで、タクシー代は3,500円ほど。
こちらが牛窓国際交流ヴィラで、宿泊施設となっており、accaはその中にあります。
予約すれば、食事後そのまま泊まれて楽だったのですが、予約でいっぱいで泊まれず・・・。
瀬戸内海と青空を背景に「acca」の看板。
このすぐ左がお店の入り口になります。
建物の2階に入る位置になり、スロープで下っていくようになります。
内装
2階までの吹き抜けの開放的な空間。
天井まで広がる大きな窓からは瀬戸内海の海と島々がキラキラと見えます。
島影が遠くまで重なるこの瀬戸内海の景色、大好きなんです。
このロケーション、素晴らしい!
店内は木目の美しいテーブルと椅子。
テーブル同士の間隔も広く、ゆったりとしています。
お店の奥の方には薪釜があり、パチパチと薪が燃える音をたてています。
カメラでの撮影について確認したところ、「お料理」と「薪釜」については撮影NGとのことでした。
ご注意を。
予約にあたっての諸注意 〜完全予約制です
accaは、完全予約制となっています。
我々は岡山への旅行の日程もほぼ固まり、2ヶ月ほど前に予約しました。
予約時、お昼の時間帯でしたが最初は電話がなりっぱなしでつながらず。
しかし、しばらくするとご丁寧に折り返しの電話があり、予約ができました。
予約日の最初の予約者が時間を決め、そこに後続のお客さまが時間を合わせるというスタイルらしく、2ヶ月位前に予約の連絡をした我が家が、予約時間を指定することになりました。
場所も遠く、しかもだいたい3時間ほど料理が終わるまでにかかるという話でしたので、一番早い時間、17時スタートとさせていただきました。
ともかく、予約できてよかったです。
コースについて
お料理は、9,400円のコース一本になります。
17時、一斉スタート。
お客様、全員お揃い・・・ではなかったのですが、この日のディナーがスタートとなりました。
奥様がフロアのサービスを。
シェフはキッチンでの調理と、釜の様子をチェックされる、という連携プレーです。
※写真撮影がNGでしたので、以下、テキストのみでお送りします。
コース
ドリンク
グラスワインを注文。
シチリアのシャルドネで乾杯。
干し柿のバーニャカウダ
カットされた干し柿にバーニャカウダポットに入った熱々チーズをたっぷりと付けていただきます。
トゥルンと熟した干し柿の甘さと、チーズの塩気の組み合わせは癖になる美味しさ!
カキ&蕪のピューレ
これでもか!と海の旨味の詰まった牡蠣!
優しい蕪の美味しさが牡蠣(カキ)の味に負けてしまいそうですが、両方がちゃんと主張していて、優しくて力強い一皿。
穴子のフリットと牛窓コールスロー
牛窓のキャベツを極細千切りにし、その上にエキゾチックなスパイスをかけた、マヨネーズを使わないコールスロー。
その上にカリカリふわっと揚げられた穴子のフリット。
香ばしく旨味しっかりの味わい。
スズキの薪火グリル
ゆっくりじっくりと薪釜で熱されていたスズキがまずは開封されました。
存在感のある暖炉で丁寧に焼かれたスズキはビックリする位にしっとりジューシー!
このこスパゲティ
見た目は真っ白な冷製パスタ。
程良い塩味が効いています。
シンプルな調理なので、生臭くなりそうなところですが、このこが新鮮なのでしょうね。
とても美味しかったです。
平目のリゾット
失念しました・・・。
タジマ牛、ほろほろ鳥の薪火ロースト
薪釜でじっくりじっくりと焼かれたタジマ牛とほろほろ鳥。
香ばしくもしっとりと火が通っています。
栗のシュークリーム
キッチンでシェフが一生懸命に栗を裏ごししている様子が見えました。
香りの良いクリームを挟んだシュークリームの上にはたっぷりの栗。
デザートもしっかりと美味しくいただきました。
一口焼きポテト
釜でじっくりと焼かれたポテトはトロントロン♪
安納芋のように甘かったです。
コーヒー
デザートとともに。。。
お料理は極めてシンプル!
男前でやや無骨。
それでいて、素材の美味しさを静かに見守って引き出していく優しさがありました。
お会計
コース料金、グラスワインとコペルト(パン代)で、合計約24,000円。
クレジットカードが使えず、現金のみなのでご注意を。
ここは少し残念なところです。
高額になるので、現金をあらかじめ多めにもっていきましょう。
まとめ
コース終了まで、3時間超。
到着時にはまだ明るく瀬戸内海を眺めることが出来ましたが、お食事が進むとともに夕暮れ、そして真っ暗な海沿いの景色に。
この景色の変化をお料理と一緒に過ごせる時間、とても素敵なものでした。
お店到着時にタクシー利用の旨を伝えてあったので、コーヒーを飲んでいる間に、帰りのタクシー呼んでいただきました。
東京に住んでいる私達にとって、移動距離、移動時間を見ると、とても難易度が高いですが、それでも朝、家を出て、ディナーには間に合う場所でした。
瀬戸内海を見下ろすこの場所で過ごした時間はずっと思い出に残ることでしょう。
お店について
次はこちら
尾道・千光寺公園まで足を伸ばしました。
このときの詳細記事はこちら。