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ANA便を利用する際に欠かせない会員資格、ANAスーパーフライヤーズ会員(略称、SFC:Super Flyers Card)。
ANAスーパーフライヤーズ会員 〜メリットだらけのANA上級会員資格を永久に所持可能
この会員になるためには、ANA便に乗ってプレミアムポイントを50,000貯めて最低限プラチナメンバーになる必要がございます。
私が取得したのが、2015年でしてその時の記録をまとめてみました。
ご参考なればと思います。
[toc]
プレミアムメンバー「プラチナメンバー」
プラチナメンバーとは
ANA便に搭乗し、年間プレミアムポイントが50,000に到達するとプラチナメンバー資格が得られます。
(うちANAグループ運航便利用分は25,000ポイントまでOK)
ANAスーパーフライヤーズ会員(SFC)となるためには、このポイントを獲得の上、クレジットカード会員となる必要がございます。
このプレミアムポイント50,000という数字ですが、結構大変です。
まずは、以下をご覧下さい。
実際に搭乗した全履歴です。
実録・プラチナメンバーまでの道のり 〜フライト全履歴(2015年)
※この表は横にスクロールできます(スマホ)。
# | 日にち | 出発 | 到着 | クラス | 獲得 プレミアム ポイント |
獲得 マイル |
プラチナ 獲得まで |
1 | 4月 某日 |
羽田 1040 |
那覇 1325 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
2,860 | 1,537 | 47,140 |
2 | 4月 某日 |
那覇 1620 |
石垣 1720 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
1,017 | 385 | 46,123 |
3 | 4月 某日 |
石垣 1755 |
那覇 1850 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
1,017 | 385 | 45,106 |
4 | 4月 某日 |
那覇 1415 |
羽田 1640 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
2,860 | 1,537 | 42,246 |
5 | 5月 某日 |
羽田 0940 |
岡山 1055 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
1,290 | 556 | 40,956 |
6 | 5月 某日 |
岡山 1140 |
羽田 1300 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
1,290 | 556 | 39,666 |
7 | 5月 某日 |
羽田 1040 |
那覇 1325 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
2,860 | 1,537 | 36,806 |
8 | 5月 某日 |
那覇 1620 |
石垣 1720 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
1,017 | 385 | 35,789 |
9 | 5月 某日 |
石垣 1755 |
那覇 1850 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
1,017 | 385 | 34,772 |
10 | 5月 某日 |
那覇 1300 |
羽田 1525 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
2,860 | 1,537 | 31,912 |
11 | 7月 某日 |
羽田 1105 |
那覇 1340 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
2,860 | 1,537 | 29,052 |
12 | 7月 某日 |
那覇 1255 |
羽田 1525 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
2,860 | 1,537 | 26,192 |
13 | 9月 某日 |
羽田 0920 |
那覇 1155 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
3,003 | 1,537 | 23,189 |
14 | 9月 某日 |
那覇 1620 |
石垣 1720 |
普通席 (特割C) |
809 | 231 | 22,381 |
15 | 9月 某日 |
石垣 1755 |
那覇 1850 |
普通席 (特割C) |
809 | 231 | 21,572 |
さらに続きます。
※この表は横にスクロールできます(スマホ)。
# | 日にち | 出発 | 到着 | クラス | 獲得 プレミアム ポイント |
獲得 マイル |
プラチナ 獲得まで |
16 | 9月 某日 |
那覇 2040 |
羽田 2300 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
3,003 | 1,537 | 18,569 |
17 | 11月 某日 |
羽田 0750 |
那覇 1040 |
普通席 (旅割) |
1,476 | 1,070 | 17,093 |
18 | 11月 某日 |
那覇 1115 |
石垣 1215 |
普通席 (特割C) |
770 | 231 | 16,323 |
19 | 11月 某日 |
石垣 1255 |
那覇 1350 |
普通席 (特割C) |
770 | 231 | 15,553 |
20 | 11月 某日 |
那覇 1810 |
羽田 2025 |
普通席 (旅割) |
1,476 | 1,070 | 14,077 |
21 | 12月 某日 |
羽田 0610 |
那覇 0905 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
2,860 | 1,537 | 11,217 |
22 | 12月 某日 |
那覇 0945 |
石垣 1045 |
普通席 (特割C) |
770 | 231 | 10,447 |
23 | 12月 某日 |
石垣 1115 |
那覇 1210 |
普通席 (特割C) |
770 | 231 | 9,677 |
24 | 12月 某日 |
那覇 1250 |
羽田 1505 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
2,860 | 1,537 | 6,817 |
25 | 12月 某日 |
羽田 1025 |
那覇 1320 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
2,860 | 1,537 | 3,957 |
26 | 12月 某日 |
那覇 1435 |
石垣 1540 |
普通席 (特割C) |
770 | 231 | 3,187 |
27 | 12月 某日 |
石垣 1610 |
那覇 1705 |
普通席 (特割C) |
770 | 231 | 2,417 |
28 | 12月 某日 |
那覇 1930 |
羽田 2140 |
プレミアムクラス (プレミアム 株主優待割引) |
2,860 | 1,537 | -443 |
以上、全28フライトでした。
これだけの過程を経る必要がございます。
もっとも、石垣島に行くのにも、那覇経由となっていて乗り継ぎも交えていますので多めに見えます。
だいたい月に1回(1往復)ぐらいのペースでした。
プレミアムポイント獲得を加速させるフライト
上記を眺めますと、あるフライトが目についたかと思います。
フライト:羽田 – 那覇、那覇 – 石垣
シート :プレミアムクラス
運賃 :プレミアム株主優待割引運賃
株主優待割引券を使って、プレミアムクラスを予約したのですが、なぜこれかというと一番プレミアムポイント獲得の効率がよいからです。
ちなみに、株主優待割引券はこちら。
時期によってデザインが異なります。
この時は、登録用パスワードの部分がスクラッチとなっており削ると番号があります。
予約時、この番号を入れると株主優待が適用となり割引価格となります。
この時は、1枚3,000円ぐらいかかりました。
1フライトあたり別途この株主優待割引券が必要です。
金券ショップでも扱いがありますのでお近くのお店でチェックしてみてください。
時期によって金額が増減します。
プレミアムポイントシミュレーションサイトで試算
ANAのプレミアムポイントシミュレーションサイトで計算できます。
参考
ANAプレミアムポイントシミュレーションサイトANA公式サイト
ご自身のANA会員サイトにログイン後、「フライトマイル・プレミアムポイントシミュレーションはこちら」をクリック。
ここで、区間、所有しているANAカード、プレミアムメンバーステータス、利用運賃などをいれるとプレミアムポイントの計算ができます。
いろいろ入れてシミュレーションが可能ですので、入れてみて下さい。
効率のよいフライト
結論から申しあげて、上記で記載しました、
フライト:羽田 – 那覇、那覇 – 石垣
シート :プレミアムクラス
運賃 :プレミアム株主優待割引運賃
が非常に効率がよいです。
プレミアムポイントをみてみます。
羽田 – 那覇
1フライトあたり、2,860プレミアムポイントとなります。
お値段は、プレミアム株主優待割引運賃だと、31,340円です。
私が利用した3年前よりも少し値上げされていますね。
細かいですが、これに株主優待割引券分のコスト(3,000円程度、時期によっては5,000円ぐらいの時もあり)がかかります。
ポイントあたりの費用は?
金額:31,340+3,000=34,340円
ポイント:2,860
計算式:34,340 ÷ 2,860 = 12.0円 / ポイント
那覇 – 石垣
1フライトあたり、1,017プレミアムポイントとなります。
お値段は、プレミアム株主優待割引運賃だと、19,550円です。
こちらもやはり私が利用した3年前よりも少し値上げされていますね。
全般的に値上げされていますね。
細かいですが、これに株主優待割引券分のコスト(3,000円程度、時期によっては5,000円ぐらいの時もあり)がかかります。
ポイントあたりの費用は?
金額:19,550+3,000=22,550円
ポイント:1,017
計算式:22,550 ÷ 1,017 = 22.17円 / ポイント
上記の羽田 – 那覇線に比べ、コストはアップしますね。
念のためですが、以下の条件でシミューレーション(ANAワイドゴールドカード活用)
なぜ、ANAワイドゴールドカード?
スーパーフライヤーズ会員になる際に特定のクレジットカードが必要となりますが、このANAワイドゴールドカードがその一つなのです。
プラチナをとって、クレジットカード申請してもクレジットカードの審査は全く別ものなので審査落ちする可能性がなくはないです。
ANAスーパーフライヤーズ会員(SFC)になるために必要なクレジットカードは、以下となります。
参考
クレジットカード機能付ANAスーパーフライヤーズカードANA公式サイト
ですので、あらかじめ取得しておけばスーパーフライヤーズ会員(SFC)になった際にカードを切り替えるだけでOKとなります。
これはあらかじめ準備できますので、プラチナメンバーをとる前(もしくはポイントを貯めている間)に準備しておきましょう。
一般カード
他ある中で、一般カードではなく、なぜゴールドカードなのか?
年会費
一般カード:11,070円
ゴールド:16,200円
その差は5,130円。
一般カードの方はポイントをためてマイル移行した場合に別途費用がかかります。
10マイルコース 5,400円(JCB)・6,480円(VISA・マスターカード)
5マイルコース 無料
5マイルコースが無料ですので、そちらがよいかと思いきやマイルの換算率が劣ってしまいます。
換算率
10マイルコース:1,000円=1ポイント=10マイル
5マイルコース:1,000円=1ポイント=5マイル
非常にもったいないです。
そこでゴールドカード利用となります
少しお高いですが、移行手数料が無料です。
年会費に含まれているという見方もありますが、ゴールドカードですので保険サービスも充実しておりますし、フライト時のマイル積算率が一般カードの35%に対して40%とアップします。
ですので、ゴールドカードを選択しました。
プレミアムポイントを計算してみます
2,860 × 2 =5,720
1,017 × 2 =2,034
合計7,754プレミアムポイントとなります。
プラチナメンバーに必要なポイントは50,000ですので、
50,000 ÷ 7754 = 6.448
-> 約7回のればクリアです。
1〜12月までに到達する必要がありますので、月に1回ほどやっていけばクリアできますね。
これだけみると、なんだかできそうな気がします。
羽田 – 那覇は大人気路線です
しかし・・・。
ANAの予約ウェブサイトで確認していただければわかるのですが、本数が多いのですが先まで予約が入っていて空席待ちが目立ちます。
週末で検索しているせいもありますが、だいたいの人は土日祝日がお休みでこういったフライトの利用が土日祝日が前提になるでしょうから、現実にあった見方です。
私が取得した3年前の時よりも満席が多いような気がします。
ANAの上級会員になるために、多くの人が同じようなことを考えてフライトしているのかもしれませんね。
金曜日もしくは月曜日に有休をいれたり、平日フライトを組み合わせて貯めていくしかないです。
なぜ、那覇 – 石垣をからめる?
コストも他よりかかるのに、なぜ利用するのか?
理由は時間を買う、という点にあります。
那覇からの乗り換えもでき、石垣へも片道1時間です。
羽田 – 那覇にからめると、それに比べて那覇-石垣1往復あたり約2,000ポイントプラスできます。
変な話ですが、石垣到着後、その同じ機材がすぐ那覇に戻ります。
ですので翌日をまたず、すぐに折り返すことも可能です。
本当にお金で時間(ポイント)を買う感じで全くなんの楽しみもないですが、やり方としてできてしまいます。
プレミアムクラスを利用しますので、CAさんのご挨拶があります。
行きも帰りも同じCAさんが挨拶に来ますのでご注意下さいね。
なかなか気まずいと思いますが。。。
なぜプレミアムクラス?
そもそも、なぜプレミアムクラスなのか?
当たり前のように、フライトにあたっての前提にしておりますが、上記石垣のところで申しあげたとおり、何度も往復する手間・時間を考えると、1回のフライトで多くポイントを積み上げた方が効率がよいという考えです。
積算率も落ちますし、コストをみても、例えば、
羽田 6:40 – 那覇 9:25
普通席・特割の場合:35,890円
プレミアムクラス
同じ時間のプレミアムクラスでみてみます。
羽田 6:40 – 那覇 9:25
プレミアムクラス・プレミアム株主優待特割の場合:31,340円
+株主優待割引券3,000円=34,340円
これでみてもプレミアムクラスにするメリットがありますね。
上記に一緒に記載されている旅割で比較するとコスト的に明らかにプレミアムクラスの方が高くなりますが、旅割の方は積算率が75%になり、搭乗ポイント(プレミアムポイント)も0になります。
予約が取りづらいことを考えると、1回のフライトでできるかぎりプレミアムポイントを積み上げるのが一番効率のよいやり方かと考えます。
他の路線は?
羽田 – 那覇ルート以外にないかチェックしてみましょう。
長距離であればあるほどポイントがたくさん貯まりそうですが・・・。
那覇 – 札幌のプレミアムポイント
例えば、那覇 – 札幌みてみましょう。
3,892ポイントです。
羽田 – 那覇よりもポイントが高いです。
お値段は、プレミアム株主優待割引運賃だと、40,400円です。
細かいですが、これに株主優待割引券分のコスト(3,000円程度、時期によっては5,000円ぐらいの時もあり)がかかります。
ポイントあたりの費用は?
金額:40,400+3,000=43,400円
ポイント:3,892
計算式:43,400 ÷ 3,892 = 11.15円 / ポイント
羽田 – 那覇よりもコストを低く押さえることができます。
しかし・・・本数がない
本数は1本なんですね。
しかも、予約できるいっぱいまで空席チェックしましたが、そもそもあいていません。
最適なパターンは(実体験含めて)
フライト本数も多く、1ポイントあたりにかかる費用をみても、羽田-那覇が一番効率的です。
この路線は、従来からの定番コースでして、定評があります。
それが故になかなか空席もないのですよね。
プレミアムクラスをからめる理由
かけるコストは低ければ低いほどよいのですが、特割などにした場合は、搭乗ポイント(400)が低くなったり(200)、つかなかったり(0)ですし、積算率も低くなります(75%など)。
そこで、おすすめするやり方は、正規の料金で購入+株主優待による割引(50%OFF)を利用することで安く購入することができる上に、プレミアムポイントの積算率も上がり(125%)、搭乗ポイント(400)ももらえるというやり方です。
さらに、ブロンズにとどまらず、スーパーフライヤーズ会員になろうとするのであれば、プラチナ会員を目指すことになりますが、通過点であるブロンズステータスもプレミアムポイントをアップさせる条件になりますので、プラチナを使うまでの会員としてステータスを利用できますね。
プレミアムポイント50,000獲得後
上記のやり方を経て、無事50,000プレミアムポイントを獲得しましたら、翌日ぐらいにはご自身のANAのログインサイトが変更になります。
その瞬間はなかなか感動なので、楽しみにしておきましょう。
後日、会員カードも届きます。
あとは、スーパーフライヤーズ会員となるためのクレジットカードが必要となります。
すでに取得済みであれば、切り替えとなります。
まだ取得していない場合は、クレジットカード発行をする必要があります。
ここで万が一、審査落ちとなってしまうと面倒ですので、
スーパーフライヤーズ会員になる前にスーパーフライヤーズ会員 として使うクレジットカードを取得しておきましょう。
まとめ
フライト:羽田 – 那覇、那覇 – 石垣
シート :プレミアムクラス
運賃 :プレミアム株主優待割引運賃
頻度 :月1回のペースで搭乗
頻度 :詰めすぎず、月1回のペースで搭乗
※8〜10月の台風の時期は、欠航の可能性が上がりますので、できるかぎり避けましょう。
- 大人気路線のため、予約はお早めに。
- 株主優待券も事前に購入しておきましょう。
- スーパーフライヤーズ会員を取得できるクレジットカード(例:ANAワイドゴールドカード)をあらかじめ取得しておくと、会員取得後スムースです。
予約が取りづらいことを考えると、1回のフライトでできるかぎりプレミアムポイントを積み上げるのが一番効率のよいやり方かと考えます。
参考 〜プレミアムクラス
そもそもプレミアムクラスとはどんなところかと言いますと、機内サービスの充実したエリアです。
シート
ANA国内線の先頭エリアにあり、ゆったりとした座席となっています。
お食事
食事サービスが提供され、お酒も飲めます。
ご飯も暖かい状態で食べられます。
国際線のビジネスクラスのように、CAさんから直接座席にご挨拶にきてくれます。
なんともVIPな待遇が受けられます。
プレミアムクラスについては、以下にて詳細解説しております。
ANAプレミアムクラスについて詳細解説 〜上質な国内旅行を楽しめます