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ANAの上級会員であるANAスーパーフライヤーズ会員(SFC)になるためには、ANAで指定するクレジットカードが必要となります。
逆にいうと、そのクレジットカードさえ持っていれば、永久にANAの上級会員になることができます。
SFC会員に必要なクレジットカードは以下に詳細記載しております。
一般カードよりも、どちらかというとゴールドカード以上のグレードが多くラインナップされています。
我々はSFC会員になる際、今回ご紹介するANA マスターワイドゴールドカードを取得し、移行しました。
種類はVISA/マスターのブランドが選べますが、マスターカードがなかったので、ANAスーパーフライヤーズ会員になる際にあえて指定しました。
本記事においては、ANA VISA/マスターワイドゴールドカードについて、特にマイルを貯めることに焦点をあててまとめました。
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ANA VISA/マスターワイドゴールドカード
ANA VISA/マスターワイドゴールドカードとは
三井住友カードが発行するクレジットカードの一つです。
ANAとの提携カードで、その名のとおりANAマイルとの親和性が高いです。
ラインナップとしましては、
学生
一般
ワイド
ワイドゴールド
プレミアム
と用途やグレードが分かれています。
ブランドは、VISA、マスターがあります。
学生カード、ワイドカード以外であれば、SFC会員になれば移行が可能です。
年会費
ワイドゴールドカードの年会費について、基本的には以下となります。
本人会員:14,000円+消費税=15,400円(税込み)
家族会員:4,000円+消費税=4,400円(税込)
年会費割引サービス
しかし、以下のような割引サービスを組み合わせることで年会費を安くすることが可能です。
WEB明細書サービスにすると、
本人会員:14,000円+消費税=15,400円(税込)
-> 13,000円+消費税=14,300円(税込) (1,100円(税込)割引)
家族会員:4,000円+消費税=4,400円(税込)(割引なし)
となります。
年会費割引サービス+マイ・ペイすリボ
さらに、ワイドゴールドカードでは「マイ・ペイすリボ」というリボ払い申込をしているとさらに割引があり、
本人会員:14,000円+消費税=15,400円(税込)
-> 10,500円+消費税=11,550円(税込)(3,850円(税込)割引)
家族会員:4,000円+消費税=4,400円(税込)
-> 2,500円+消費税=2,750円(税込) (1,650円(税込)割引)
となります。
なお、年1回以上リボ払い手数料のお支払いが条件となりますのでご注意です。
SFC会員の場合の年会費
なお、このカード取得にあたっては、SFC会員を想定されているかたも多いかと思いますが、そうなった場合の年会費は、
本人会員:16,500円(税込)
家族会員:8,250円(税込)
と、少し上がりますが、上記のWEB明細書サービス+「マイ・ペイすリボ」という組み合わせにより、本人会員に1,100円の値引きがあり、
本人会員:11,550円(税込)
家族会員:6,600円(税込)
とすることが可能です。
特徴
入会時、継続時にボーナスマイル
入会時に、2,000マイルもらえます。
さらに、カード更新のたびに2,000マイルもらえます。
これは地味にありがたいです。
1マイル=2円換算されますので、4,000円ほどの価値があります。
※エコノミークラス利用の場合です。ビジネスクラス利用となると1マイル=5円以上の価値もでてきますので一概にいえません。ですので、マイルを利用するのであればビジネスクラス狙いがベストです。
ポイントプログラム・Vポイント(旧ワールドプレゼント)
通常ポイント
ワイドゴールドカードの場合、200円につき1ポイント(1円相当)となります。
表面的には還元率が0.5%なのですが、マイル移行にあたっては「10マイルコース」固定となるため、実質1,000円=10マイル(還元率1%)となります。
これはいわゆる通常ポイントと呼ばれているもので、上記で不変です。
なお、マイル移行手数料は無料です。
ボーナスポイント・プレミアムポイント
通常ポイントとは別に、付与されます。
5ポイント=3マイルで移行が可能です。
記載のとおり、こちらも移行手数料が無料なのがありがたいです。
「ポイントUPモール」、「ココイコ!」、「プレミアムポイント加盟店」を利用することで付与されるポイントです。
ココイコ!
ココイコ!とは、事前エントリーして、街でカード利用するだけで、もれなくポイントアップやキャッシュバックされるサイトです。
例えは、大丸や高島屋、東急などの百貨店、東急ハンズ、洋服の青山やかっぱ寿司などのお店が参加しております。
ポイントUPモール
三井住友カードのショッピングモールである、ポイントUPモールを利用することで貯められます。
しかし、私は、このサイトを利用することはほぼなく、普段は、より高還元なダイナースのショッピングモール(ダイナースクラブ ポイントモール)やJALマイルになりますが、アマゾンを使う場合はJMB(JALマイレージモール)を利用することが多く、使っていません。。。
我々の場合、ワイドゴールドカード利用の場合は、だいたいショッピングというよりはその他の支払い(mineo、光回線などの通信費、公共料金等)で使うことが多いです。
マイ・ペイすリボ 〜ポイント2倍
先ほど年会費割引のところで記載した、「マイ・ペイすリボ」にするとこのポイントが2倍になります。
厳密には、設定だけではなく、リボ払いとして発生した際に初めてこれが適用されます。
これはもっと活用できればよいのですが、毎月の金額も変動しますし、どれくらいの支払いがあり、どれくらいであればリボ払いとなるか、それが大きいと手数料もバカになりませんので、以下に最小にリボの金額を抑えるかなど考えているとその方が手間がかかる可能性が高く、正直私はやっていません。
交換できる商品・移行サービス
キッチン用品や生活家電、各種商品券など各種ありますが、ポイントの価値を毀損する恐れがありますので、どうしようもない時以外は避けましょう。
マイル交換が一番バリューが高いです。
有効期限
ポイント獲得月から3年間となります。
ANAカードとしてのポイント加算あり
ANAカードですので、ポイント加算にバリューがあります。
フライトボーナスマイル
搭乗(フライト)ボーナスマイルが通常よりも25%アップします。
ANAカードマイルプラス
現在(2018年9月)、ANA航空券(ANA SKY WEB)、機内販売、ショッピングサイト「A-Style」利用や、ANAカードマイルプラス提携店、対象商品購入時に、100円または200円(税込)につき1マイルが自動的に積算されます。
ANAカードマイルプラス提携店・対象商品はこちら。
セブン-イレブンやマツモトキヨシ、スターバックスなど日常利用できるところが多く、効率的に貯めることができます。
空港ラウンジ利用
ゴールドカードで使える空港ラウンジであれば利用が可能です。
利用できるラウンジについては、以下にまとめております。
SFCカード取得後に、よりグレードアップしたANAラウンジを利用できるようになります。
ANAカードとしての特典
国際線利用時、ビジネスクラス専用カウンターの利用OK
時期によっては、長蛇の列に並ばされて時間を過ごすこともあるかと思いますが、ビジネスクラス専用カウンターであれば、そのようなこともほぼなく、スムースにチェックインできます。
SFCカードにも当然この特典がございます。
その他
国内線・国際線の機内販売購入で10%OFF
空港内店舗「ANA FESTA」購入で10%OFF
「ANAショッピング A-style」で5%OFF
空港内免税店「ANA DUTY FREE SHOP」で10%OFF
やその他ANA提携ホテルでの割引などございます。
VJデスク
世界の主要都市に設置されている「VJデスク」で、現地の観光情報からレストラン・チケットの予約、カードやパスポートの紛失・盗難時のサポートまで、しかも日本語でバックアップしてもらえます。
さらに、コレクトコールなので、通話料がかかりません。
緊急時に通話料なんて気にしないと思いますが、安心できますね。
現地の野球やサッカーのスケジュールやレストランの予約のようなライトなものから、パスポートやクレジットカードを落としたというハードな内容まで対応してくれます。
発行元が三井住友カードという会社ということもあり、ゴールドカードにしてはこの点充実しております。
海外キャッシング
海外のATMで、クレジットカードのキャッシング機能を利用することで低いレートで現金を取得できます。
限られた場所にあり、しかも高いレートの両替所を利用する必要はございません。
海外キャッシングについては、以下にて詳細解説しております。
充実の保険サービス
プラチナやブラックカードよりは当然ながら劣るものの、ゴールドカードにしては充実の保険内容です。
ゴールドカードであるためか、国内外の航空便を利用時に、乗継遅延等で生じた宿泊・飲食費および出航遅延で生じた飲食費や、預けた手荷物が遅延・紛失した際の衣類購入費等を補償される「航空機遅延保険」はございません。。。
国内旅行傷害保険
死亡・後遺障害: 最高5,000万円
入院:日額 5,000円
手術:最高20万円
通院:日額 2,000円
※家族特約という形ではなく、カードを実際に所有する本人会員もしくは家族会員が対象となります。
海外旅行傷害保険
傷害死亡・後遺障害:最高1億円
(家族特約:最高1,000万円)
傷害治療費用:1回の事故につき300万円限度
(家族特約:1回の事故につき200万円)
疾病治療費用:1回の病気につき300万円限度
(家族特約:1回の病気につき200万円限度)
賠償責任:1回の事故につき1億円限度
(家族特約:1回の事故につき2,000万円限度)
携行品損害:1旅行中50万円限度 保険期間中100万円限度
(家族特約も同様) ※自己負担3,000円
救援者費用:400万円限度
(家族特約:200万円、但し1年間の限度額)
関連記事
以下にて、保険について解説しております。
海外旅行時には、クレジットカードに付帯の保険を活用しましょう。
カードのグレードがあがるほど、補償も手厚くなります。
まとめ 〜ANAワイドゴールド
- SFCカードにすることができます。
SFC取得にあたっては、同時にこちらのカード取得を意識されると、移行時がスムースです。 - WEB明細書サービス+マイ・ペイすリボという組み合わせにより、年会費を大きく割り引くことができますので活用しましょう。
- 通常ですと、年間で6,000円もかかるANAマイル移行の手数料が無料となります。