ヨーロッパでお買い物をして、一定条件(金額)を満たすと、10〜12%ほど返金されるしくみ (TAX REFUND)がございます。
該当する方は、ぜひこのしくみを活用して、返金手続きをしましょう。
今回、
免税手続き代行業者:グローバルブルー社
購入国:ドイツ
最終出国地:ドイツ(デュッセルドルフ空港)
の場合についてまとめました。
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払い戻し条件
1日に、1つのお店で一定金額以上購入すると適用となります。
その金額については、国によって異なります。
その金額以上購入すれば無条件に免税とはなりません。
自己申告です。
免税手続き書類のもらい方
免税可能なお店で商品を購入時、上記一定の金額を超えるとお店のスタッフから「TAX REFUND ?」と聞かれることもありますが、自分から「TAX REFUND, Please !」とつたえましょう。
購入金額の10%〜が戻ってくるのですから、やらない手はありません。
免税手続き代行業者・グローバルブルー社の書類の場合(デュッセルドルフ)
グローバルブルーのウェブサイトは日本語対応しておりますが、我々のほしい情報ではございません。
ということで、以下わかりやすく解説します。
手続きの流れ
- 免税関係の書類一式が確かにあることを確認
- 空港の税関で、免税スタンプをもらう
- 帰国後、書類一式を日本の空港のJALエービーシーカウンターに持っていく ※
- そこにあるグローバルブルー社専用BOXに投函
となります。
空港の両替所で現金で返金が可能です
上記3、4のように、帰国後に書類を送る処理をせず、空港の両替所で現金で返金が可能です。
上記の、場所で返金できます。
現金でその場で返金されるのがメリットですが、返金手数料がとられます。
また、ユーロで返金されることもあり、そこから日本円にする場合はレートが悪く正直おすすめしません。
なお、ユーロでそのまま使用するのであれば、この限りではありません。
今回は、返金方法をクレジットカードという前提で説明しております。
ヨーロッパ付加価値税(VAT)払い戻しサービスについて(成田国際空港の公式サイト)
なお、以下の成田国際空港のサイトにも断片的ではありますが、記載がございます。
1 グローバルブルー社の免税書類一式を確認
そもそも、お店から、書類をもらっていないことには手続きもできません。
レシート
免税手続き書類
を必ず手に入れましょう。
レシート(例)
※一部ふせています。
ちゃんと商品のレシートであることを確認しましょう。
クレジットカードの控えではダメなのでご注意を。
免税書類
ドイツで購入した際の書類で、レシートタイプがございました。
なお、参考まで、以前イタリアで購入した再、A4書類のタイプがありました。
海外で購入した金額の一部を取り戻す! 〜免税手続きについてのまとめ【グローバルブルー社】
今回は、レシートタイプのパターンについて、以下解説します。
※返金方法については、クレジットカードを前提としています。
上記写真のところの、自分で手書き部分に記入しましょう。
- PASSPORT パスポート番号
- FULL NAME 名前(フルネーム)
- PERMANENT HOME ADDRESS/WOHNORT お住まいの住所
例)「東京都港区港1-1-1 マンションA101」であれば、
「A101 Mansion, 1-1-1 Minato, Minato-ku」
東京都は以下のCityに記載 - ZIP CODE/PLZ 郵便番号
- CITY/STADT 都市
- COUNTRY/LAND 国
- E-MAIL ADDRESS eメールアドレス
当然ながら、日本語ではなく英語で記入しましょう。
以下、続きます。
返金にあたり、クレジットカードでお願いしたい場合は、上記写真のように囲み、選択します。
さらに、返金したいクレジットカードの番号を記載します。
以下、続きます。
STAMP HERE 税関スタンプ捺印場所
もしくは、
PROCEDURE DE SECOURS
FALLBACK PROCEDURE
といった文言がありますので、
ここに税関からのスタンプを押してもらいます。
出国時、必ずもらって日本に帰ってきて下さい!!
封筒
お店で購入した際に、免税書類と一緒にもらえます。
2 税関でスタンプをもらう
今回手続きしたデュッセルドルフ空港の税関の場所は、以下となります。
私は、出国前のところでスタンプをもらいました。
購入した商品も壊れたりするのがいやなので、機内持ち込みましたので、税関には、必然的に持っていくことになります。
原則、免税対象となるお買い物商品一式を一緒にもっていることが必要らしいのですが、日本人に対してはあまりそのようなことはないようです。
中国人の方はよく税関からみせろといわれることがあるそうです。
無事に税関からスタンプがもらえたら、ほぼ返金手続きは完了したようなものです。
3 帰国後、空港内にあるJALエービーシーカウンターへ
日本に無事帰国したら、空港のJALエービーシーカウンターに向かいましょう。
成田空港のグローバルブルーの投函BOXの場所
場所は、こちらに記載がございます。
【場所】
第1ターミナル 北1F・到着階(JALエービーシーカウンター内)
第2ターミナル 本館1F・到着階(JALエービーシーカウンター内)
【営業時間】
6:00 〜 最終便
第1ターミナル 北1F・到着階(JALエービーシーカウンター内)については、以下となります。
南ウィングから北ウィングまでいくのに5分くらい歩きます。
矢印に沿ってあるいていくと、北ウィングのところに手荷物配送カウンターの並ぶ一角があります。
このJALエービーシーカウンターに、専用BOXがあります。
羽田空港(国際線)のグローバルブルーの投函BOXの場所
羽田空港国際線の到着ロビー(2F)のJAL ABCカウンターの前にポストがあります。
上記、赤丸のところです。
4 上記場所にあるグローバルブルー社専用BOXに投函
念のため、今一度、書類を確認してください。
・レシート
・免税書類
・封筒
今後何かあったとき(例えば、2〜3ヶ月しても返金されない場合)のことを考え、書類を写真にとっておいたほうが確実ですね。
免税書類の番号(バーコードの隣にあるDoc-ID)も控えておきましょう。
なお、グローバルブルーの投函BOXのところに、メモ用の用紙もあります。
確認後、問題なければ、封をして投函します。
専用BOXなので、間違いなく届きます。
これで完了です。
JAL ABCカウンターの人に、免税のことを尋ねても一切有益な情報は得られません。
そもそもこのことについては全く知らないのでご注意下さい。
ちゃんと届きますか?この書き方でOKですか?
という質問をしても答えられません。
そもそも免税についての業務はやっていませんし、その前に投函BOXがある、ということを理解しておく必要があります。
投函後、いつぐらいに返金される?(クレジットカード返金)
クレジットカードの場合、およそ1ヶ月ほどで、返金があります。
クレジットカードに返金、という形で明細があがってきます。
その他の返金方法として銀行振込などもあるようなのですが、やったことがないのでわかりません。
免税品を購入したクレジットカードに返金するよう記載していれば、余計な手数料もとられずに済みますし、それでよいと思います。
参考記事
グローバルブルー社の免税書類の書き方(まとめ)
グローバルブルー社の処理については、全般的に以下で解説しています。
参考・海外旅行時の免税手続きについて
上記含めまして、海外旅行時の免税手続き全般については、以下にてまとめております。
まとめ
- 免税関係の書類一式が確かにあることを確認
- 空港の税関で、免税スタンプをもらう
- 帰国後、書類一式を日本の空港のJALエービーシーカウンターに持っていく ※
- そこにあるグローバルブルー社専用BOXに投函
という流れですすめて、免税手続きをして、お得な海外ショッピングにしましょう!
後日談(返金)
帰国時、上記のとおり成田空港の専用BOXにて投函しました。
その後、約1ヶ月後に無事クレジットカードに返金処理がなされまして、
約57,000円の商品に対して、約6,200円が日本円で返金処理されました。(約10.8%!)
振り込まれた際の明細はこちら。
封筒が到着したタイミングとほぼ同じ日付ですが、実際の反映(確定)が確認できたのが1ヶ月後でした。
こちらの記事と同じタイミングで申請しました。
デュッセルドルフ空港での免税手続きまとめ・フランス購入編(グローバルブルー社)
以上です