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2017年9月、インド・ヨーロッパを旅行してきました。
全体のスケジュールはこちら。
前回はこちら。
本記事は2日目の内容となりますが、機内での過ごし方(電子雑誌を持ち込む、dマガジンユーザ限定)の他、主にクアラルンプールからインドに到着し、アライバルビザで起こった事などとなります。
[toc]クアラルンプールからインド・デリーへのフライト
フライト情報
羽田 Tokyo/Haneda HND 23:45出発
クアラルンプール Kuala Lumpur International Airport 2 (klia2) KUL 翌 5:50着
機内の過ごし方
クアラルンプールからニューデリーまで、5.5時間の旅。
通路側を確保でき、運良く隣の席も空いていたり、前の方が席を倒しすぎず、後ろの方が足を前に投げ出さない状況もあり、耐えられました。
LCCですので、エンターテイメントな設備は一切ございません。
こういう時はiPadに入れたコンテンツが活躍します。
私の場合は、dマガジンを読みまくります。
あとは、こちらのガイドブックを読み込むこと、ですね。
コンパクトで使い勝手がよいです。
インドに到着
座ったら降りるまで特に何事もなく、
定刻通り、インド・ニューデリー(インディラ・ガンディー国際空港)に到着です。
この旅のSIMについて
今回の旅行では、こちらのプリペイドSIMを使っています。
海外に行くにあたっては、ネット接続はもはや生命線です。
クアラルンプールからインド入国後も無事に接続ができました。
自動的にキャリアを選択し接続しますので、何か設定作業は必要ございません。
勝手につながる、という点が非常にご不安に感じるかもしれませんが、もともとこのSIM自体がプリペイドです。
ですので、支払った以上の料金が請求されることもございませんのでご安心下さい。
今回のヨーロッパに向かう旅でも、引き続き大活躍となります。
Welcome to India
Welcome to India〜っていいたいところですが、そんな悠長なことをいっている場合ではございません。
私はビザが今現在ないのです。
エスカレータを降りていくと、左側に手のオブジェがデザインされた造形物をみることになります。
いかにもインドですね。
アライバルビザの取得手続き
手続きの場所
エスカレータ後、柱に以下の掲示が見えます。
Visa on Arrival
ありました。
ここまで、そのまま歩き進めます。
左手にe-Visaの受付コーナーが見えますが、事前申請した人用(通常はこれ)なので、スルーします。
写真にとることができませんでしたが、ともかく突き当たりまで歩きます。
そうすると、Visa on Arrivalのコーナーが見えてきます。
到着すると、不安が一気に増大します。
職員が誰もいません。。。
夜22時ですよ。
大丈夫だよな・・・と思いながら、入国審査カードや、今回のアライバルビザの申請書類に記入します。
入国審査カードとアライバルビザ申請書類
この用紙がありますので、記入しましょう。
Way outという審査OK後に通るところから、
電話しながら職員らしき人がでてきました(以後、職員Aとします)。
入国カード(インド)の記入例
外国に行った際、機内で渡されるカードがありますが、あれですね。
ご参考まで以下のとおり記入しましょう。
若干変更となる部分もあるかもしれませんが、
おおよそ同様の内容となります。
1 名前
名・姓をローマ字で
名と姓の間は1マスあける
2 生年月日
日・月・年(西暦)の順で続けて
3 パスポート番号
4 フライトナンバー
今回搭乗した便を記載
※搭乗チケットを参照 例)D7182
5 到着・入国日
(基本)その日を記入
6 6日以内に訪問した国々
日本から来た場合は「JAPAN」
7 インドでの住所
宿泊先住所
8 電話番号
宿泊先電話番号
Signiture of Passengerには、自分のサイン・署名を入れる
(パスポートと同じ署名で!)
アライバルビザ申請書類の記入例
2017年9月に申請した時の情報です。
基本的な記入事項は変わらないかと思います。
1 名前:名・姓で
生年月日:日/月/年(西暦)
2 国籍 ※日本国籍であればJAPANESE
パスポート番号
3 父親の名前(名・姓)/ 国籍
4 母親の名前(名・姓)/ 国籍
※日本国籍であればJAPANESE
5 結婚しているかどうか
SINGLE / MARRIED 独身か既婚か、どちらかを囲む
6 配偶者の名前(名・姓)/ 国籍
※日本国籍であればJAPANESE
7、8 は空欄でOK(前の国籍などあれば、特殊事情がある場合)
9 渡航目的:観光であれば、sightseeing
職業:会社員であれば、Office Worker
10 インドの住所・自身の住所(日本)
11 eメールアドレス、インドでの電話番号
12 空欄でOK
13 インド出国日:日/月/年(西暦)
フライト番号:出国時の搭乗便 ※搭乗チケットを参照 例)AI137
最終目的地:例)ITALY
Signiture of Applicant 自分のサイン・署名を入れる
(パスポートと同じ署名で!)
入国審査
職員Aは、電話をしながら受付に座り、書類を1項目づつチェックしていきます。
時折、なんと手元にあるピーナッツの袋から取り出して、食べながら仕事をしています。
※過去、ドイツ・デュッセルドルフの税関での免税スタンプを押してもらう時にもクッキーを食いながらスタンプを押していた人に遭遇したのですが、それを思い出しました。
「ユニーク」です。
時々私にも食え、と渡してきます。普通においしかったです。
アライバルビザの支払いは日本円でOK?
さて、書類が問題ないことが確認され、その場で申請料を支払います。
2,000ルピーで、現金もしくはクレジットカード払いが可能と聞いています。
ルピーは一銭ももっておりませんので、クレジットカードしかありません。
お店でよくあるクレジットカード読み取り端末にカードを差し込みますが反応がありません。
レシートもでなくなり、機械が故障したようです・・・。
電話をして聞いているようですが直る気配がありません。
目の前でそれが繰り広げられ、めちゃめちゃ不安になりました。。。
しかし、その職員Aは、
日本円でもOKだ
というではありませんか。
日本円に換算すると3,700円ぐらいになります。
日本円自体もわずかに持ってきていたので、まずはほっとしました。
4,000円を手に取った職員Aはそれを丁寧に確認します。
確かに1,000円札が4枚あることを確認した後、お釣りをルピーで渡してきました。
300円相当のルピーが返ってきました。変なちょろまかしはなさそうです。
あわせて領収書を出し、隣で審査するからこれもって次あの人(職員Bとします)のところいって、と促されます。
職員Aは書類の体裁チェックと申請料までの仕事のようです。
このあたりで40分ほど経過しています。
後ろから続々と到着し、アライバルビザを申請する日本人が5〜6人ほど待っています。
やっと審査らしい審査に
隣に移り、職員Bに書類一式と先ほどのレシートを差し出します。
両親の名前や妻の欄に姓がないことを指摘されましたが(先ほど確認した職員Aは、何をみていたのだろう・・・。)、書類は問題なく受理されました。
その後、両手の指紋をとられました。
機械の精度が悪く、なかなかOKがでません。
指を髪でこすってみろとか消毒液で手をこすれとか職員Bに言われ、押さえつけられながら、何とか登録完了。
入国OKとなりました。
Way Outというところからでていき、処理はすべて完了です。
この時点でこの場所にきてすでに1時間30分ほど立っています。
インド駐在の友人には22時到着と伝えていますので、相当待たしています。
急ぎ足で到着ロビーにでます。
審査完了、ようやく到着ロビーに
ここを通過して、外にでます。
無事インドに入国できました。
すでに翌日になっており、0時を超えています。。。
無事友人を見つけて、友人宅に車で行きました。
さっそくインド文化を知る
このロビーからそとにでると、黒山の人だかりがあり、到着したら大注目をあびます。
それをとおり、道路側にでると車が大渋滞です。
周辺を警備している警察が駐車するなとおっぱらっています。警察の言うことを聞かない人も多く、野放し状態です。
だいたい車で待ち合わせる際は、止めることが難しく周りから何をいわれてもクラクションを鳴らされても動じない、かなりの度胸が必要らしいです。
ですので、だいたいの人は、まわりをぐるぐるまわって到着する人を待ち、時間を調整するそうです。
車もクラクションがそこら中に鳴っております。
インドではこれがデフォルトだそうで、この滞在時にどこにいってもそういう状況があり、それを実感することになります。
ともかく無事、インド入国できました。
アライバルビザまとめ
ビザに関しまして
インド渡航にあたっては、インド到着時にもビザ申請ができるありがたいアライバルビザというものがございますが、時間に余裕をもって事前に申請しておくことをオススメします。
以下にて申請が可能です。
事前審査は大使館でしておいた方がよいです
参考 Welcome to Embassy of India, Tokyo (Japan)インド大使館 領事部
メールアドレス:visa@indembassy-tokyo.gov.in
事前審査は3〜5営業日ほどかかるようです。
また、申請後の処理状況などもオンラインでわかるようです。
いざというときは、今回のような形でも対応が可能ですが、知らない現場でヒヤヒヤするのは、本当に体によろしくありません。。。
次回に続きます
その4については、こちらから。