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寝台列車・シティナイトラインでベルリンへ!(デラックス寝台利用)【2016年11月・ヨーロッパ旅行】8

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今回は、国際寝台列車で、今はなきシティナイトラインに乗り、

チューリッヒからベルリンへの旅です。

なお、前回まではこちら。

チューリッヒまでの観光ルート「ウィリアムテル・エキスプレス」で行く列車と船の旅!【2016年11月・ヨーロッパ旅行】7

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寝台列車 シティナイトライン

シティナイトラインとは

ドイツ(国鉄)を中心として運行されていたヨーロッパの国際寝台列車です。

2016年12月に残念ながら廃止となり、ドイツ国鉄は国際寝台列車の事業を手放しましたが、2016年12月以降、オーストリア国鉄に一部譲渡され、「ナイトジェット Nightjet」という名称で運行されることとなりました。

今回の旅は、特に鉄道移動をおり込んでいるのですが、

こういった事情もあり最後に乗ってみたいということもあって利用しました。

もともと計画している際、ザグレブからチューリッヒへの寝台列車利用を考えていました。

時刻表にも記載があったため、予約しようと試みましたが、

鉄道会社や旅行代理店に聞いても、実際に運行があるかどうかわからない、

とのことで、確実に走っているというルートでの確保となりました。

ヨーロッパの他の寝台列車に乗る際のご参考になればと思います。

今回乗車の列車

シティナイトライン CNL470

チューリッヒ中央駅 Zürich HB 発 19:42
ベルリン Berlin 着 07:23

たいへん便利な時刻表 〜ヨーロッパ鉄道時刻表

今回参考にした時刻表はこちら。

私のもっている時刻表です。

この「ヨーロッパ鉄道時刻表」は、

今回のヨーロッパ旅行で大変お世話になりました。

ヨーロッパ鉄道時刻表は、地球の歩き方編集室編集の本です。

トーマスクックという有名な時刻表を引き継ぎとして作成されており、

年間で夏号と冬号が出版されています。

ヨーロッパ、というだけあって、ヨーロッパ各国毎に鉄道の時刻表が掲載されています。

ローカル路線は時間帯により若干省かれていますが。

安心なのが、日本語化もされていますし、アイコン表示の他、列車情報も詳しく記載されています。

乗らなくても時刻表を眺めながら、マニアックにヨーロッパ鉄道が楽しめます。

もちろん、寝台列車の他、高速鉄道なども網羅されています。

寝台列車は夜の間に移動して、早朝にはベルリンに到着しますので、効率的に時間が使えますね。

また、LCC利用+ホテル泊もアリですが、旅情を味わう手段として鉄道旅行の魅力はまだまだあると思います。

ネットがつながっている時代ですので、検索すればよいのですが、

紙媒体であれば確実にチェックできます。

さらには、ほかのルートも並行してめくりながらチェックできるのが紙媒体の良さです。

ルート

乗った列車は、実際にはライプツィヒを経由しましたが、

現在Googleさんではそのようになっておりません。

ほぼこのルートということで(もう運行されておりませんし)。

表現できませんでしたのでご参考程度に。

寝台列車の料金

個室・デラックス寝台(2人利用)

我々は、鉄道パス(ユーレイルセレクトパス)デラックスダブルパス割引運賃が適用され、

11,500円X2名=23,000円

の追加料金で乗車できました。

シティナイトライン乗車レポート

乗車

赤い方の時刻表の、19:42のところをみると、ベルリン行きがありますね。

プラハまで行くんですね。

20分ほど前に入ることができましたので、早速乗車します。

ドアはカードキーになっています。

個室の設備

今回、個室・デラックス寝台を利用しました。

2段ベッドでした。

左側がベッド。

右側にトイレとシャワールーム!

個室内にこれらがあるだけで救われます。

写真を撮り忘れてしましましたが。。。

何とか1人入ることができるサイズ感です。

お湯もちゃんと出ます。

寒くなる時期に行ったのでそうでないと話になりません。

シャワーがついているだけありがたいと思います。

ちなみに、ミラノ(ヴェネツィア)からパリまで行く寝台列車・Thello(セロ)は一番上のクラスでも個室のみで、トイレは部屋の中になく部屋から出て行き利用しました。

その時の記事はこちらです。

ミラノからパリへ〜ノスタルジックな寝台列車で移動【2017年9月・インド-ヨーロッパ旅行】10

この時、部屋に鍵がついていませんでしたから、何事もなかったのですが、大変不安でした。

ドアの左側にアナウンスのスピーカー。

下には、ゴミ入れがあります。

ベッドの上に、布団とペットボトル(水)がございました。

布団はすでにセットされていました。

階段がついていますが、場所を変えることができます。

2階のベッド部分。

位置としては、入り口ドアの上の部分にスペースがございます。

さらに、ベッドとは対岸の、トイレ・シャワールームの上の部分にもこのように大きくスペースがあります。

さすがにスーツケースは重い為、また忘れるのが怖いためこの場所は利用しませんでした。

入り口のドアをチェック。

ドアには、避難案内。

ドアの内側は2重ロックできます。

電源

ベッドの下には、コンセントがございます。

移動中に充電しましょう。

カメラのバッテリー、スマホの充電などやっていると、

1つでは足りないと思いますので、

・複数口のある電源(テーブル)タップ(これは日本のものでOK)

・そのままでは外国ではつかえないので、コンセントにつなぐための世界対応のマルチプラグ

は必須ですね

そもそもコンセントの形状が違うので入りません。

それにあわせた口(インターフェース)を用意する必要があります。

私は海外出張時、日本の3口電源タップ1mくらいのものと、以下を持ち歩いています。

かなり万能です。

組み合わせて、各国のコンセントの形状にあわせて使うことができます。

このように2つに分離できます。

例えば、

こちらはマレーシア(クアラルンプール)の時にあった、コンセントの形状ですが、

このようにしてコンセントの形状にあわせて組み合わせます。

形状毎の組み合わせ方については、添付の説明書に記載がございますので、それをみて組み合わせれば全く問題ございません。

写真には見えませんが、上記写真の右側に日本で使われているコンセントをさすところがあります。

過去の実績としまして、

アジア圏(香港、台湾、中国、マレーシア、インド)

ヨーロッパ圏(ドイツ、フランス、イタリア、ポーランド、クロアチア)

で問題なく利用できました。

おすすめです。

念のためですが、これは変圧器ではございません。

最近出た電子機器、スマホやPC、ケータイゲーム機、充電器であれば、機器側が自動で電圧を調節するので必要ありません!

電子機器は、100-240V対応という記載を必ずチェックです!

接続する形状、インターフェースが問題になることが多いので、これは上記で解決できます。

ちなみにこちらは、海外にいるときにのみ、お使い下さい。

あくまで、外国で利用するときに必要なものですので。

参考・2等車

他の車両を探検してみます。

早めに乗車したので、まだ人がきていません。

部屋には、カードキーで鍵がかけられるので、安心して荷物を置いていけます。

3段ベッドですね。

さすがに狭いかな。。。

鍵もかけられないのと、荷物の置き場がほぼないですね。。。

部屋に戻ります。

出発

定刻どおり出発しました。

しばらくして車掌が、チケットチェック、パスポート回収でまわってきます。

 

シャワーを浴びて横になると、

いつのまにか速攻で寝てしまいました。。。

朝食

翌朝、車掌がパスポートとともに、朝食を届けてくれました。

オレンジジュース

コーヒー

パン

ジャム類

スプーンとナイフはプラスチックではありませんでした。

パンは普通の味でした。

冷凍ものを解凍した感じですかね。

レストランででてくるようなクオリティではなかったですが、

こればかりはしょうがないですね。

ベルリン中央駅に到着

だんだんと街並みが都会になってきて、

定刻通り、ベルリン着。

ベルリン Berlin 着 07:23

閑散としていました。。。

寝台列車用のホームのためのようです。

まとめ

昨今、老朽化や廃止の傾向にある寝台列車ですが、

寝ながら移動できる

旅そのものを時間を掛けて味わう

というメリットは大きいです。

LCCで安くサクッと目的地まで行くのもアリなのですが、

こういった旅行やサービスがもっとあればなあ、と個人的には感じます。

次回に続きます

次は、いよいよベルリンの街をたべあるき、観光します。

ベルリン市内を散策 〜2016年ベルリンでのクリスマスマーケット事件の1ヶ月前のことでした【2016年11月・ヨーロッパ旅行】9

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