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1週間ほど、サンフランシスコにいって参りました。
スケジュールはこちらになります。
サンフランシスコに行ってきました 〜スケジュール【2023年7月・サンフランシスコ】いわゆるシリコンバレーにある、コンピュータ歴史博物館に行ってきました。
そろばんから始まり、電子計算機、コンピュータの歴史を知る上でたいへん面白かったです。
目次 非表示
コンピュータ歴史博物館
場所
1401 N Shoreline Blvd, Mountain View, CA 94043 アメリカ合衆国
Uberなどで移動しましょう。
訪問したGoogleのキャンパスの他、マイクロソフトのキャンパスもございます。
外観
中庭
内装
売店
博物館のお土産で、TシャツやITにちなんだ物品などが売っています。
waymoがありました。
これと同じモデルではないですが、サンフランシスコ市街の道路で走っているのを目撃しました。
知っている人はそれをみて写真を取っているのを目撃しました。
カフェ
カフェコーナーがあります。
朝、コートヤード・サンノゼ・クパチーノでの朝食があまりに少なく早々にお腹が減りましたので、ここでもいただきました。
入場料
大人1人あたり 18米ドル。
2人で39米ドル、日本円で約5,500円でした。
コンピュータ歴史博物館 展示コーナー
展示コーナー
そろばんの計算方法を動画で解説しています。
シャープ製のそろばん with 計算機。
パンチカードのマシンです。
初期のコンピュータを見ていると、ほとんどがIBM製です。
IBMは、今となってはハードウェアはサーバー系の一部のみで事業としてはクラウドサービスであり、コンサルティングやSIにシフトしておりますが、当時の巨大さや影響力を展示物から伺うことができます。
もはやあまり見かけることもなくなった外部記憶装置類について、フロッピーディスクや光学ディスクなどの展示もあります。
iPodはまんまHDDな媒体でしたね。
フラッシュメモリ開発者の舛岡富士雄氏(東北大学名誉教授)が唯一日本人で個人名で解説されているのがたいへん興味深いです。
しかもそのための一コーナーが設けられており、その功績を伺うことができます。
当時所属していた東芝にて開発した技術に対する姿勢に愛想を尽かし、大学にもどり功績を築いたことが記載されています。
コンピュータの歴史でCPUの発展はかかせないこともありますが、寄附者の一社であるインテルも大きくコーナーがあります。
館内ツアーでも案内者の方が多くの時間を割いていたような気がします。
スーパーコンピューターのコーナー。
マイクロコンピュータとありますが、今から考えるとなかなかな大きさです。
当時のDEC(今はありません)のエンジニアの一人に女性がいたようですが、この当時のアメリカにおいてすら女性というだけでエンジニアになることが想像できなかったようなエピソードが記載されていました。
「ムーアの法則」が解説されており、どのような製品に具現化されているかわかるコーナーです。
グラフィックを扱うのが得意なPIXAR(ピクサー・イメージ・コンピュータ)やシリコングラフィックスのコンピュータもございました。
CADのマシンで、こんな時代もありました。
ボトルに色も入っており、リアルに図面に描いていくことが可能なようですが、展示では動いておらず動画で解説でした。
スティーブ・ジョブズがAppleを離れて設立したNeXTのコンピュータもありました。
こちらのOSはUNIXで、今のMacOS Xの源流になっています。
日本でもモノ好きな人がいて、特に大学の研究室で導入されていたようです。
今のMacの思想の源流であるAltoもございます。
Xerox社が開発したマシンで、今のPCの基本的な構造が個々に見受けられます。
さらにすごいのが、このころ(1970年代)から今のLANの概念をもっていました。
画面もGUIが取り入れられています。
今となってはどうしても古臭いデザインにみえますが、今の形式のもとになっていることがよくわかります。
入出力に関するコーナーへ。
ゲーム機のジョイスティックやボール型のマウスなどがありました。
Appleがかつて出していたプリンタがありました。
パーソナルコンピュータのコーナーでやっとAppleのマシンが出てきます。
貴重なApple Iが展示されていました。
こちらはAppleII。
Apple創業者の一人、ウォズニアック氏。
持ち運び可能なラップトップ機とありますが、今とは考えられないくらい重いです。
Windows95がでた時代あたりの、ソフトウェアのパッケージ群。
Apple機は、PlusやLisaもありました。
Apple vs IBM PCという構図でコーナーがありました。
若かりし時代の2人のスティーブ。
モバイルコンピュータのコーナーへ。
携帯端末やスマホが展示されていて、iPhoneが登場。
日本の技術もDocomoのi-modeの説明がありました。
ネットワークのコーナーへ。
だんだん今の時代に近づいてきました。
ここからインターネットや利用するためのブラウザ、そしてGoogleが登場します。
ゲーム機のコーナーもありました。
ゲームコーナーもあり、ATARI社のPONG(試作品)が実際に遊べます。
このコーナーでは日本の機器が多く展示されています。
左のキンピカはAppleとバンダイが共同開発したゲーム機、ピピンアットマーク。
当時としては画期的な通信機能(モデム)も搭載されていたようですが、速攻で消え去りました。。。
ファミコンやNintendo 64、メガドライブなどといった昔懐かしいゲーム機が並びます。
こちらはセガのドリームキャスト。
このコーナーだけは日本が目立ちました。
まとめ
今、日々利用しているコンピュータについて、具体的な機器類を見学して知ることができます。
個人的には、AltoやAppleの旧マシンを見るために見学しましたが、たいへん面白かったです。
ご参考まで、ちゃんとそれぞれのコーナーを見てまわると通しで2時間ぐらいはかかります。
入場料を払いさえすれば出入り自由なので、ゆっくり入り口のカフェで休憩しながら楽しむことをおすすめします。
以上です
このあと、スタンフォード大学のキャンパスに向かいました。
その際の記事がこちら。
Googleキャンパス、コンピュータ歴史博物館、スタンフォード大学巡りの後、サンフランシスコ市街へ【2023年7月・サンフランシスコ】5