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台湾旅行で使い勝手のよいプリペイドSIMは? 〜いくつか比較して実際使った結果をまとめました(SIM設定手順付き)

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5月の連休に、台湾に行きました。

その際のスケジュールはこちら

台湾(台北、高雄)旅行スケジュール 〜5月の連休利用【2019年5月・台湾旅行】2

その際の通信手段として活用したのが、プリペイドSIMです。

結論からいうと、SIMフリー端末を利用されているのであれば、ポケットWifiより、断然プリペイドSIMです。

過去、私自身の利用経験も踏まえ、どんな値段でどのようなものがあるのか、どれを購入したか、実際に使ってみてどうだったか、などについて、何種類か比較しながらまとめました。

そもそもプリペイドSIMとは

使いっきりでき、しかも契約しなくても使えるという大変便利なSIMカードのことです。

通信会社と契約して1年とか2年といった期間で契約することが多いですが、そのようなわずらわしさがありません。

海外での長期駐在などでは必要かもしれませんが、海外旅行でそのたびに契約するのも、手間なだけです。

海外旅行の際、サクッと使えます。

台湾旅行で利用するプリペイドSIM候補選定

台湾利用のプリペイドSIMはサービスが大変充実

今のようにプリペイドSIMを活用する認識がなかったり、まだあまり種類がなかったりでしたが、今現在は各会社からサービス提供があり、かなり種類が充実しています。

以下、Amazonで、台湾 SIM 無制限で検索すると・・・、

とさまざまでてきます。

驚いたのが、日数は限られるものの、4G LTE通信=高速通信、無制限利用=データ量に制限がない、となっており、大変充実した通信環境を利用できます。

さらに、プリペイドSIMですので、支払った金額以外の請求はないという安心感があります。

ヨーロッパのSIMではまだでていませんが、台湾はその点、サービスが充実しております。

以下、気になるものをいくつかピックアップしました。

台湾 TAIWAN プリペイド SIM カード 高速データ通信(海外通信専門店どこでもネット)

以前、パリ、フランクフルトに旅行した際、購入した「どこでもネット」の取扱いでしたので、今回もチェックしました。

以下、その時に選定した際の記事がこちらです。

アマゾンで購入したWeChat GOのプリペイドSIMカードを使ってみての感想(パリ、フランクフルト)【2018年12月〜2019年1月】
ポイント
  1. 価格 ◯
    日数は5〜10日間が選べ、価格も1,620円〜1,880円となっています。5日間使い放題もございます。
  2. データ通信 ◯
    高速データ通信、とだけありますが、無制限、速度制限無し。明確に4GとかLTEとかないので、ちょっと微妙ではありますが。
    種類によっては、データ量の上限があります。
  3. Wifiルーターにもいれられる ◯
    Wifiルーターをもっていき、SIMスロットに差し込めば利用が可能ですので、他の人にも共有できます。他の人はSIMを購入せず、そのWifi接続しておけば追加費用なく利用ができます。
  4. テザリングが可能 ◎
    スマホが高性能で使い勝手もよいのでノートブックを持ち運ぶ方は少なくなりましたが、やはりあると便利です。台湾でもこのプリペイドSIMを使って、ノートブックからも通信可能です。
  5. SIMサイズはどのタイプでも対応可能 ◎
    標準・マイクロ(micro)・ナノ(nano)と、3 in 1となっていて、全サイズに対応しています。
    端末によって入れられるSIMの大きさが異なりますが、お好きなサイズに手で切り取って利用が可能ですので心配不要です。
  6. 通話・SMS ✕(だが通話が必要なければ問題なし)
    こちらはデータ通信のみのサービスですので、通話はできません。
    また、電話番号が付与されませんので、SMSのメッセージも受信できません。

通話利用できないデメリット 〜SMS認証

サービス利用やウェブで商品を購入する時に、パスワードではなく2段階認証で利用されている際によく使われるSMS認証だとメッセージが受け取れなくなりますので、その点があります。

レンタサイクル利用に際しては、SMS受信が最初の認証で必要です。

台湾は各都市でレンタサイクルが充実しており、交通手段として大変活用できます。

その意味でもSMS認証ができるプリペイドSIMがあった方がよいです。

※レンタサイクルはクレジットカードでも使えるのですが、路上の端末で毎回カード番号をいれる必要があり、セキュリティ的にどうかということがありますのでそれはなるべく避けたいところです。しかも端末の画面(インターフェースが醜いです)。

なお、通常使っているSIMをプリペイドSIMに入れ替えますので、通常使っているSIMに届くSMSのメッセージはその場ではチェックできません。

元のSIMに戻したタイミングで受信されて、チェックできます。

ひとまず、候補となるとこちらです。

[亜太電信] 台湾 プリペイドSIM 4G-LTE 5日間 使い放題 データ通信 速度低下なし

こちらは封筒でとどきますので、ポストでうけるのであまり受け取りで面倒なことはないです。

通信会社は、亜太電信(Asia Pacific Telecom)という会社で、桃園空港でも販売されているプリペイドSIMの会社です。

ポイント
  1. 価格 ◎
    5日間利用で、価格も800円と大変リーズナブル。
  2. データ通信 ◯
    4G LTE通信、無制限利用という点もおさえています。
  3. Wifiルーターにもいれられる ◯
    Wifiルーターをもっていき、SIMスロットに差し込めば利用が可能ですので、他の人にも共有できます。他の人はSIMを購入せず、そのWifi接続しておけば追加費用なく利用ができます。
  4. テザリングが可能 ◎
    スマホが高性能で使い勝手もよいのでノートブックを持ち運ぶ方は少なくなりましたが、やはりあると便利です。台湾でもこのプリペイドSIMを使って、ノートブックからも通信可能です。
  5. SIMサイズはどのタイプでも対応可能 ◎
    標準・マイクロ(micro)・ナノ(nano)と、3 in 1となっていて、全サイズに対応しています。
    端末によって入れられるSIMの大きさが異なりますが、お好きなサイズに手で切り取って利用が可能ですので心配不要です。
  6. 通話・SMS ✕(だが通話が必要なければ問題なし)
    こちらはデータ通信のみのサービスですので、通話はできません。
    また、電話番号が付与されませんので、SMSのメッセージも受信できません。

FAREASTONE 台湾プリペイドSIM LTEデータ通信7日無制限

CDが入るような封筒でとどきますし、ポストでうけるのであまり受け取りで面倒なことはないです。

SIMは、NTTドコモ出資の台湾の通信会社・FAREASTONE社のプリペイドSIMで、安定感が前面にでています。

ポイント
  1. 価格 ◎
    5〜7日間利用が選べ、価格も820円〜1,250円と大変リーズナブル。
  2. データ通信 ◯
    4G LTE通信、無制限利用という点もおさえています。
  3. Wifiルーターにもいれられる ◯
    Wifiルーターをもっていき、SIMスロットに差し込めば利用が可能ですので、他の人にも共有できます。他の人はSIMを購入せず、そのWifi接続しておけば追加費用なく利用ができます。
  4. テザリングが可能 ◎
    スマホが高性能で使い勝手もよいのでノートブックを持ち運ぶ方は少なくなりましたが、やはりあると便利です。台湾でもこのプリペイドSIMを使って、ノートブックからも通信可能です。
  5. SIMサイズはどのタイプでも対応可能 ◎
    標準・マイクロ(micro)・ナノ(nano)と、3 in 1となっていて、全サイズに対応しています。
    端末によって入れられるSIMの大きさが異なりますが、お好きなサイズに手で切り取って利用が可能ですので心配不要です。
  6. SMS ◎(通話は✕)
    こちらは通話はできませんが、SMSのメッセージは受信のみでき、アプリやサービス認証で電話番号が付与されますが、通話できません。値段も良心的。

参考:ポケットWifiという選択肢 〜メリットは薄い

以前に台湾に訪問した際は、ポケットWifiを利用しました。

ネットで検索すると、海外旅行時の通信手段として選択肢になり得ますし、CMもバンバン流れています。

結論としては利用価値なしです。

例 〜グローバルWifi

例えば、グローバルWifiでみてみます。

我々自身、以前は海外に行くときによく使っていました。

今回のように1ヶ国であればよいかもしれませんが、複数国行くとその国分のコストが日数分重複して発生します。

しかも機器を戻す必要があったり借りているものなので、使っていてあまり心地がよくない上、なんといってもコストがネックなのです。

台湾でシミュレーションすると、

無制限プランの場合、1日1,870円。。。

デメリット以外思いつかず、全く利用していません。

プリペイドSIMでサクッと利用しましょう!

購入したプリペイドSIM

選定の結果、以下を購入しました。

選定理由

4G LTE、データ無制限利用というのが大変魅力です。

2人で使うので、2枚購入する必要がありますが、サービス比較をしたかったので、それぞれ別のものにしてみました。

FAREASTONEの方は、SMS利用のできるSIMです。

前提条件

端末

iPhone8(SIMフリー)

以下、iOSを前提としております。

また、プリペイドSIMを使うためにはSIMフリーの端末である必要があります。

キャリア契約している端末でも一定期間を過ぎるとSIMロックを解除できます。

SIMフリー端末として利用することができますので、ぜひSIMフリーにしましょう。

プリペイドSIM利用という選択肢が広がります。

端末代が最初にかかるので、初期コストがかかりなりますが、全然ペイできます。

日本ではmineo利用

我々は、両方、mineoで契約しておリ、mineo(マイネオ)Dプラン(ドコモプラン)です。

なにより安くて安定して利用できるのがメリットです。

事務手数料は3,000円(税抜き)かかりますが、その後の月々のランニングコストは通話付きでも1,300円からと大変リーズナブルになります。

我々は、mineo(マイネオ)Dプラン(ドコモプラン)で15GBで契約していますので、1人あたり約2,000円台という安さです。

SIMの設定手順

現地で通信するにあたって、到着した空港などで設定しましょう。すぐ使えます。

今まで使っているSIMを取り出して違うものに交換する作業となりますので、ちょっと怖いですが要は慣れです。

今回の台湾SIMに限らず、他のプリペイドSIMでも同じような手順で設定すれば問題ないです。

今回購入した2つのSIM(FAREASTONE社、亜太電信社)は、両方とも日本語の説明書がついていますので、その点でも安心です。

現在、iPhoneの設定仕様変更に伴い、こちらの写真の内容とは異なる場合があります。

以下、解説します。

iPhoneに入っているプロファイル削除(現在、不要の可能性があります)

mineoの設定を削除します。

※海外に行ってから設定しているので、「機内モード」になっています。

iPhoneの「設定」 -> 「一般」にアクセスします。

「プロファイル」をタップします。

mineoのプランが表示されています。

ここではドコモプランとなっています。

「削除」をタップ。

「削除」すると、以下のようになります。

プロファイルを削除しました。

念のためですが、プロファイルがあると、新しく使うプリペイドSIMで通信ができません。

上記のとおり必ずアンインストールしましょう。

機内モード

通信する必要があるため、この時点でOFFにしておきましょう。

データローミング設定をON

iPhoneの「設定」 から「モバイル通信」にアクセスします。

「通信のオプション」をタップ。

データローミングをONにします。

これだけでOKです。

SIMカードを交換

mineoのSIMカードが入っていますがそれを今回新しく購入したSIMに交換します。

FAREASTONE社の場合、今回SMSが使えるSIMとなっていますので紙に電話番号の記載がありました。

接続

機内モードをOFFにすると、接続が始まります。

SIMキャリアの電波をつかまえ、通信が可能となります。

ちょっと1〜2分ほど時間がかかるかと思います。

3Gと表示されていますが、実際はしばらくすると4Gとなります。

以上となっており、大変簡単設定です。

実際の使用感(高雄市内、台北市内)

高雄市内、台北市内で利用しましたが、問題なく利用できました。

Google Map、Google検索がメインでほぼナビ的に地図利用です。

動画は一切見ていません。

ホテルでは、Wifi接続していましたが、1日中外出していたため、ほぼSIMでの通信となりました

今回、2人ともSIMフリーのiPhoneで、別々のプリペイドSIMとしました。

結果的にそれほど差が出たわけではありませんが何点かあります。

亜太電信については、途中つながらなくなった

台北の中心地にいるのですが、なぜか突然、お店の中で通信しない時がありました。

GPRSというG3より前の通信の名称もでてきて、突然かなりな速度低下がありました。

日曜日のお昼でした。

iPhoneを再起動したり、アプリを終了させたりなどしましたが解決せず。。。

SIMをもう1つのFAREASTONE社の方に交換したら、問題なく接続できました。

しばらくすると問題なく利用できるようになりました。。。

FAREASTONE社のSIMはSMS受信できる

これは地味によいです。

パスワード認証は面倒な上、パスワードを覚えておかなければなりませんので大変面倒です。

しかもセキュリティ的にも問題が多いです。

Amazonなどでは2段階認証でSMS受信でパスワードが都度発行されるので、大変便利でセキュアです。

例えばレンタサイクル利用に際しては、SMS受信が認証で必要です。

その意味でも、いれておいた方がよいです。

参考:日本に帰国後の設定戻し

帰国後、そのままの状態ではスマホで日本で通信できません。

mineoでしたので、元のmineoのSIMに差し替える必要があります。

先ほど展開した手順とは逆で設定します。

データローミング設定をOFF

iPhoneの「設定」 -> 「モバイル通信」にアクセスします。

「通信オプション」をタップ。

設定では現状ONになっていますのでONとあります。

データローミングをOFFにします。

SIMカードを交換

SIMを取り出して、mineoのSIMをiPhoneに装着します。

mineoのプロファイルをインストール(現在、不要の可能性があります)

次にプロファイルの設定です。

行きでmineoのプロファイルを削除していますので、再度入れます。

mineoであれば、mineoアプリというiOS公式アプリを使ってボタン1つで簡単にプロファイルが登録できます。

AppStoreでダウンロードしておきましょう、

接続においては、空港のWifiを利用して、一時的に通信できる状況にしておきましょう。

上記画面の右下のメニューをタップ。

プロファイル設定をタップ。

なお、mineoの契約プランによってプロファイルが異なります。

例えば、ドコモプランであれば、Dプランとなります。

auプランは機種によりプロファイルが異なります。

Dプランを選択。

これでOKです。

「閉じる」をタップ。

「閉じる」をタップ。

ダウンロード済みのプロファイルが確認できます。

mineoドコモプランをタップ。

パスワードを入力。

iPhoneのロック解除で使っているものと同じです。

「インストール」することで、プロファイルが入ります。

「インストール」することで、プロファイルが入ります。

「完了」をタップして、これでOKです。

その他、特に設定は必要ありません。

過去の設定が削除されていることもありませんのでご安心下さい。

以上で、日本で使っていた状態で使えるようになります。

まとめ

台湾で使えるプリペイドSIMをいくつか検討した結果、4G LTE、データ量無制限といったかなりお得なサービスがあり、しかもお安い値段です。

速度も速かったですし、使用において支障なかったです。

ただ一部、亜太電信のSIMが一時つながりにくくなり、速度低下ではなくそもそもつながらなくなったというところがありましたが、総じて安くて使い勝手がよいプリペイドSIMでした。

さらに、SMS認証ができるSIMだと、レンタサイクル利用が楽になります。

ぜひ活用しましょう。

利用にあってはSMS認証が必要になりますので、ついているものをオススメします。

レンタサイクルが利用できると、安く移動でき、行動範囲が増えます!

以下が、実際に使用して使い勝手がよいと感じた、台湾のオススメプリペイドSIMです。

上記から考察すると、FAREASTONE社ですかね。

上記はSIMフリー端末が必要ですので、ない場合は上記利用にあたって機種変更なども検討してはいかがでしょうか。

SIMフリー端末として、日本で使う際は、各社ありますが、月々のランニングコストも安くてサービスもよいmineoがオススメです。

我々は、mineoを使っております。

参考 〜台湾旅行記

旅行記はこちらから。

台湾(台北、高雄)旅行スケジュール 〜5月の連休利用【2019年5月・台湾旅行】2

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