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2017年7月に、10日間ほどヨーロッパ(ドイツ、フランス)旅行に行ってきました。
ドイツでは、ライン川下り、ライン川沿いの古城ホテル巡りなどを楽しみ、フランス・パリではグルメに観光、お買い物の他、ちょうど革命記念日(7月14日)に居合わせて、そのお祭りの雰囲気を体験できたりと非常に楽しめた旅行ではあったのですが・・・。
いきなり出鼻をくじかれる事件がありまして、パリ・シャルル・ド・ゴール空港にて人生初のロストバゲージにあってしまいました・・・。
ネットにつながる環境はあったので、ロストバゲージについてウェブを検索したもののしっくりする記述がなく・・・。
なんせ初めてなもので、焦る焦る。。。
なんとか持てる情報を駆使して、荷物も無事もどってきて、その間に使った金額もほぼ返金されました。
そういった体験をした自分がまとめようと思い、以下、起きやすい状況についてメモしておきます。
[toc]
ロストバゲージ 〜時系列で経緯を説明
フライト情報
もともとドイツにいきたかったのですが、ビジネスクラスの席を優先してとろうとしたためドイツ直行便で空きがなく、フランス経由となり、以下でドイツ入りすることとしました。
ビジネスクラス利用
東京・羽田 11:45発
パリ・シャルル・ド・ゴール空港 17:10着
乗り継ぎ時間は、90分ほどでした。
エコノミークラス利用
パリ・シャルル・ド・ゴール空港 18:20発 -> 1時間ほど遅延しました。
デュッセルドルフ空港 19:50着 -> 結果21時ごろ着きました。
このフライトの記事は、こちら。
ANAビジネスクラス利用で羽田-パリ【2017年7月・ドイツ・フランス旅行】1
手荷物情報
荷物預け入れ ×1
羽田からの出発時
ANAのチェックインカウンターにて手荷物預け入れの際、ANAの方に、パリ・シャルル・ド・ゴール空港経由でデュッセルドルフに行くことを伝えました。
乗り継ぎ時間が短いことも不安としてあったので、その旨も伝えました。
結果、荷物を受け取って乗り継いでいると時間もなさそうだったので、羽田からパリに到着した荷物をそのままデュッセルドルフ行きの便にフォワードしてもらうこととなりました。
通常、なんら問題ないのですが、これがロストバゲージの原因の一つかと思っています。
その時は思いもよらず・・・。
パリ・シャルル・ド・ゴール空港到着
定刻よりも早く、パリ・シャルル・ド・ゴール空港に無事到着。
乗り継ぎ時間が90分と短いため、急がねばなりません。
ANAの人には時間的には問題ないとはいうものの、計算すると、入国審査などを通過して移動してもギリギリでしてあせりました。
デュッセルドルフ行きの便は別のターミナルとなっており、ターミナル間の電車とバスをつかい、かなり離れたターミナル(2G)の移動だったのです。
※出典:https://www.jal.co.jp/inter/airport/cdg/transit/others.html
どれくらい離れているかというと、2Gですので端です。
しかも、アクセスはバス(もしくはタクシー)と限られます。
その場所は、たとえて言うなら成田空港の第3ターミナルのような雰囲気でした。
このあたりについて、以下の記事もご参考になればと思います。
デュッセルドルフ空港に到着も、荷物受け取れず【2017年7月・ドイツ-フランス旅行】2
デュッセルドルフ空港到着
パリからの出発がディレイしたため1時間遅れでデュッセルドルフに到着。
21時も回っており、荷物受取で待てども待てども我々の荷物が出てこず・・・。
この時点ではまだ、荷物の到着が遅れており、待つ、という状態でしたが・・・。
荷物がでてこない!
翌日になっても、荷物が到着しません。
ということで、ロストバゲージ確定となりました。
このあたりの経緯は、以下の記事に記載しております。
ロストバゲージ確定。対応で半日つぶれました【2017年7月・ドイツ-フランス旅行】3
ここに数日通いました。。。
ロストバゲージ対策について
今思うと、以下のような要因がロストバゲージを引き起こしていたものと考えられます。
- パリ・シャルル・ド・ゴール空港
- 乗り継ぎ時間が短さ
- 航空会社がエールフランス
今回の経験から、ロストバゲージについて以下のような対策をしておくことで回避が可能です。
シャルル・ド・ゴール空港を経由して他の国・都市にいく場合は、荷物を預けない
シャルル・ド・ゴール空港を経由しての旅行をする際は、荷物を預けない。
理由としましては、空港が大きい、ということがあげられます。
そのため、さばききれず、荷物が引き継げないためにロストする、というパターンになりやすいです。
シャルル・ド・ゴール空港はロストバゲージについてはかなり悪名高い空港でして、ヨーロッパだと、イギリスのヒースロー空港もロストバゲージが多いことで有名です。
これであれば回避できる可能性が高まります。
ですが、さすがにそうもいかない場合がありますよね。
では、どうすればよいかといいますと、以下がとても重要になります。
乗り継ぎ時間をできる限り多めにとる
上記のように広大な空港ですし、ターミナルが離れるとロストバゲージの率が高まります。
ですので、なるべく乗り継ぎ時間を多く取り、荷物の受け渡しの猶予をあたえることが重要となります。
フライト上、乗り継ぎ自体は問題ないとしても、実態が追いつかないことが今回わかりました。
そんなことどこにも書いていませんから書いて欲しいし、予約する際に事前に注意喚起してほしいと思ったり、サービスとして当たり前だと思うところがございますが、このような場面が改善されるとは到底考えられず、今後も想定されますので、気をつけましょうとしかいいようがないです。
今回、乗り継ぎ時間が90分だったり、ターミナルが2Gでした。
私見ですが、3時間以上あけることを強くオススメします。
旅行のスケジュール以前に、荷物が戻ってくるまで、貴重品が入っていないにしても本当に心ここにあらずな状態になります。
あと対策があるとすれば、シャルル・ド・ゴール空港(もしくはパリ市内)で一泊、もしくはフランス旅行として、荷物をいったんうけとり、他の国・都市に移動するやり方で、なるべくシャルル・ド・ゴール空港で荷物をフォワードさせないように旅行の予定を組むことですね。
エールフランス・シャルル・ド・ゴール空港経由の旅行は避ける
この航空会社もロストバゲージで有名です。
「エールフランス」で検索すると、その後に、ロストバゲージという言葉が候補であがるくらいです。
エールフランスやシャルル・ド・ゴール空港を避けるだけでも、ロストバゲージ遭遇率が下がるのではと思います。
参考 〜過去、成田-ブリュッセル-ザグレブ-ドゥブロブニクのフライトスケジュールの場合
ANA-クロアチア航空のスターアライアンスメンバーでの旅行でしたが、全く問題ありませんでした。
成田からビジネスクラス搭乗! 〜ブリュッセル、クロアチア・ザグレブを経由してドゥブロブニクへ【2016年11月・ヨーロッパ旅行】1
ビジネスクラス利用
11:00 成田発
15:15 ブリュッセル着
(乗り継ぎ:3時間)
ビジネスクラス利用
18:15 ブリュッセル発
20:25 ザグレブ着
(乗り継ぎ:45分!)
ビジネスクラス利用
21:10 ザグレブ発
22:05 ドゥブロブニク着
その他諸注意
海外旅行時は常にロストバゲージを想定して、
・日用品の予備は別の手荷物にもいれておく
・大切なものは預け入れ荷物にはいれない
ことが大切ですね。
今回、大事なものは手元のキャリーや手荷物にいれており、日用品も予備で1日分持っていたことが幸いでした。
参考・ロストバゲージになってしまった時の対処について
以下にて、ロストバゲージの間に日用品を購入したり、その金額の許容範囲、その返金請求などの処理について説明しています。